なぜ世界中が、ハローキティを愛するのか?:"カワイイ"を世界共通語にしたキャラクター 

クリスティン・ヤノ著 作品社(361.5/Y)

数年前、日本のみならず海外でも愛されているキャラクターであるハローキティが、実は猫ではない、というニュースが世界中?を駆け巡った。どうみても猫にしか見えないのだが...。キティ現象について分析した本書の著者は、ハワイ在住の日系の研究者で、長年にわたって、このテーマに取り組んできたという。これを読めば、クリスマスになると多摩センターに燦然と輝く、キティちゃんのイルミネーションが、一際味わい深いものになるかも。(Y)

 

シンデレラの謎:なぜ時代を超えて世界中に拡がったのか

浜本隆志著 河出書房新社(388/H)

誰もが知っている「シンデレラ」の童話。そして、多くの人が、「ヨーロッパのどこかの国のお話」をイメージしているのではないか。それには、本だけでなく、映画やアニメ等の影響もあると思う。だが、似たような話は、欧米に限ったものではなく、古今東西にわたって存在するのだそうだ。それは何故なのかを考える。(Y)

 

大学1年生の歩き方:先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ

トミヤマユキコ、清田隆之著 左右社(377.9/T)

今までとは全く違う世界が広がる大学生活。その最初の1年をどのように過ごすか。「出会いの4月」から「旅立ちの3月」まで月ごとに著者自身の「黒歴史」も披露しつつアドバイスをする。入学から半年たってしまったので今さら、とか、1年生ではないから関係ない?いやいや、そんなことはない。今までの歩みを振り返り、ちょっと軌道修正、ということも可能だし、来年の春にはいってくるかわいい後輩たちのために読んでみるのもいいかも。 (M)

 

日本一やさしい「政治の教科書」できました。

木村草太x津田大介xAKB48著 朝日新聞出版(310/N)

突然、総選挙ということになった。政治はわからないし、関心ないし、と言わずにまずはこの本を手に取ってください。AKBのメンバーが自分たちの活動と政治の仕組みを比べたりしながら「先生」たちにいろんな質問をぶつけている。本書を読んで、テレビなどの情報の読み解き方がわかると選挙が面白くなる!  (M)

 

発酵文化人類学:微生物から見た社会のカタチ

小倉ヒラク著 木楽舎(588.5/O)

味噌や酒類、「くさや」まで発酵の仕組みやその面白さ、分かりやすさ満載の一冊。人間の役に立って美味しければ発酵、それ以外は腐敗という説明も分かりやすいが、そんな人間中心の二分法など超越した「生態系のマネージャー的存在」が実は微生物の全貌なのだとも。本当は人間こそ「微生」の存在なのかも。(A)

 

生きる職場:小さなエビ工場の人を縛らない働き方

武藤北斗著 イーストプレス(667/M)

「出勤する日も自由、出勤・退社時間も自由」「嫌いな作業はやらなくてよい(してはいけない)」。一見突飛で非常識なルール。しかしその職場には利益も生むプラスの循環が作りだされた。そしてこのルールとは著者が曇りなき目で現場を見、働く人たちの生き方の多様性に柔軟かつ現実的に向きあい至った結果であることがわかってくる。そこに到達するまでに著者を変えたものは何だったのか。(A)

 
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