カウンターだより

本に囲まれて過ごす図書館スタッフの、日々のつぶやきです。感想は直接カウンターまでどうぞ。

ラジオ

2024年07月18日

 今年からラジオを聴く習慣ができました。きっかけは、気になるアーティストさんや俳優さん、芸人さんがラジオ出演のお知らせをSNSで発信しているのを見て、そのラジオを聴いてみたいと思ったことでした。まず、どの機器を使えば聴けるのだろうかと調べてみると、スマホのアプリをダウンロードすればある程度は無料で聴けるらしいことがわかりました。過去の放送回も放送から一週間は聴けるということで、早速アプリをダウンロードし、気になるパーソナリティー(メインの話し手)の回を聴いてみることに。聴いてみると、近況をご本人が教えてくれ、今出演しているドラマの裏話が聴け、特有のコーナーがあったりと、放送枠の中に盛りだくさんに詰め込まれていました。パーソナリティーのファンにとって、ラジオがとても魅力的なものであることがよくわかりました。テレビとはまた違った一面が垣間見えるのも面白いポイントですし、ラジオで初めて解禁される情報もありお得感が満載でした。全くラジオに縁のなかったところから、今では毎週の楽しみになり、ラジオ用語も自然と身に付きました。
 ある程度聴くようになり思ったことは、得られるのが耳からの情報しかないため、パーソナリティーの話術がいかに大切かという事です。表情が伝わらないので声の抑揚で表現し、その場の状況が見えないのでわかるような説明を適宜加え、楽しく話しつつも多方面に配慮した言葉選びをしていたりと、話術がいかに問われる媒体かを感じました。ある程度構成が組まれた時間枠の中で、リスナー(聴き手)から届くメールによってその場で生まれる新たな流れもあります。それに臨機応変に対応するパーソナリティーには、話すのが得意ではない私にとって学べる点がとても多くあると感じています。
 テレビでよく見かける芸人さんや俳優さん、テレビには頻繁に出演しないアーティストさんなど多くの方々が様々な時間枠のパーソナリティーを務めているので、皆さんも聴きたくなる放送回が一つくらいはあるのでは?目を休めてラジオに聴き入ってみてはいかがでしょうか。(C)