日本語学習支援者養成講座

恵泉女学園大学・多摩市国際交流センター(TIC)連携講座

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    【申し込み期限】8月20日(日)

Q 現在、日本で生活している外国人の数は、どのぐらいだと思いますか。

①約3万人   ②約30万人   ③約300万人

答えは、③の約300万人(2,823,565人 2021年6月末在留外国人統計による)です。

日本で生活する外国人の増加に伴い、地域社会における日本語教育・日本語学習支援の重要性も高まってきました。恵泉女学園大学では、2021年度から、多摩市国際交流センターとの連携により、「日本語学習支援者」養成講座を開講しています。この講座では、多文化共生、異文化コミュニケーション、やさしい日本語などを学び、地域の日本語教室等で活躍できる「日本語学習支援者」となることを目標としています。

講座の特徴

①在学生(学部3年生以上)と一般の方がともに学ぶスタイル

年齢・性別・国籍を問わず、日本語学習支援者という共通の目標を持つ受講生が、講義やグループワークを通して学び合います。

多摩市国際交流センター(TIC)日本語教室との連携

多摩市の日本語教室の授業見学(2021年度は録画視聴)や学習者との交流(同オンライン)、さらにはボランティアの先生方からお話を伺うなど、地域の日本語教室の現状を知ることができます。

③「日本語学習支援者研修における教育内容」を網羅したカリキュラム

文化庁文化審議会国語分科会による『日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版』(H31/3/4)に示された「日本語学習支援者研修における教育内容」を網羅したカリキュラムになっています。

④地域の日本語教育の第一人者を始めとする講師陣

学内だけでなく、学外から第一人者の先生方をお招きし、最新の情報を交えた講義を展開します。

⑤修了証授与

修了者には恵泉女学園大学から修了証が授与されます。

2021年度受講生修了アンケート結果(修了者37名中34名の回答)

  • 今後、日本語学習支援者支援者として活動する希望の有無
    はい(82.4%)/既に活動中(14.7%)/いいえ(2.9%)
  • 内容(5段階評価) 平均4.6
  • 分かりやすさ(同上) 平均4.5
  • 感想(自由記述)
  • 久しぶりの大学の授業、とても新鮮でした。初Zoom講座でしたが、とても楽しかったです。(中略)恵泉のキャンパスにも初訪問できて嬉しかったです。(一般)
  • 第1回目の授業から内容が濃く大変おもしろい授業ばかりでした。また、先生達のお人柄が魅力的で毎回ひき込まれてお話を聞いていました。いろいろな世代の皆さんと一緒に勉強できて楽しかったです!(一般)
  • 大学だけでは関わることのできない先生方の授業を受けることができたこと、実際にボランティアをされている方にお話を伺えたこと、日本語教室に通っている外国人の方と交流できたことがありがたかったです。(在学生)
  • 日本語教員の勉強をしている中ではイメージがしにくかった、「学習者側からの視点」がよりイメージできたと思います。また、実際に学習者と交流出来て、新しく相手の文化を学ぶことの楽しさを感じました。(在学生)
  • 多文化共生や異文化コミュニケーションなど興味のあることについて学べてよかったです。(在学生)
グループワークの様子
多摩市国際交流センター事務局長のご挨拶