日本語日本文化学科

日本文化や日本語を国際的な視点から探究し、その特徴や豊かさを理解し、教養を深めます

日本文化を形づくる文学や美術などの表現、歴史や思想、信仰などの背景、そして思考を構築する日本語という言語を国際的視点で探究。それらの特徴や豊かさを深く理解します。また、世界の多様な文化のなかに日本の姿を位置づけることで、総合的な教養を深めます。

「現在はゼミで小説の創作活動を行っています」

2021髙田 千尋

高校の頃から創作活動に興味があり、文芸創作の授業がある本学科を志望しました。特に印象に残っているのは、音声の効果的な表現方法を学ぶ音声表現授業。中でも落語を掘り下げていく過程は興味深く、その面白さに引き込まれた のを覚えています。現在はゼミで小説の創作活動を行っています。みんなの前で発表し、互いに評価し合うことで、作品の問題点に気づくことも多く、作品への考察力が高まりました。

日本語日本文化学科 3年
(学年は取材当時のものです)
髙田 千尋 さん
東京・狛江高等学校 出身

特徴的なプログラム

少人数教育と4年間必修のゼミ

少人数クラスが多く、全員が1年次~4年次まで10名前後のゼミに必ず所属します。ゼミではディスカッションや発表を通してコミュニケーション力を身につけ、自分の力で問題を発見し解決する方法を学んでいきます。専門的学びの総仕上げとして4年ゼミの最後に卒業論文(必修)を提出します。卒業論文の代わりに、小説や詩集などを卒業制作作品として提出することもできます。

文芸創作・マンガアニメ

詩、俳句、短歌、それに童話やファンタジー。人文学部には、これらのジャンルの文学作品の創作を学ぶ科目が用意されています。また、プロの漫画家の山田うさこ先生から、日本のマンガとアニメの文化的特徴や歴史を学び、さらにマンガ・イラストの実技の指導も受けられます。

専門を深める学びは、「領域」に分かれて行います。
2年春学期から希望の「領域」の授業を体験し始め、3年春学期までに自分の学びたい「領域」を選択します。 「多文化オープンコース」のゼミを選んで、学科の枠組みを越えた自由で創造的な学びを追究することもできます。

日本語・日本語教育領域

言語としての特性を深く理解し日本語のエキスパートになる

日本語ならではの構造や文法、語彙や文字、話し言葉、書き言葉など、言語としての特性を考察します。歴史的な変容や地域の方言などにも研究の視野を広げ、普段使う言葉の価値を理解します。

日本文学・文化領域

世界文学における日本文学を考察し言語表現に関する教養を身につける

古典から近現代まで日本の文学作品を、各時代の世情や文化も視野に入れ読み解きます。また、世界の文学における日本文学の位置づけを理解し、言語表現の研究を通して文化に対する教養を深めます。


領域共通 日本語・日本語教育領域 日本文学・文化領域
  • 社会言語学
  • 日本史
  • 日本庭園
  • 神道と伝教
  • 日本の民俗
  • 日本の伝統芸能
  • 編集・出版
  • 広告
  • マンガ
  • アニメ
  • 東アジア
  • 言語学
  • 日本語文法
  • 言葉の構造
  • 流行語
  • 女性語
  • 日本語表現
  • 音声表現
  • 古典語
  • 語彙
  • 日本語教育
  • 日本語教員養成
  • 日本文学
  • 古典文学
  • 近現代文学
  • 漢文
  • 児童文学
  • 小説
  • 文芸創作
  • 日本美術史
  • 日本の思想
  • 教育学

日本語日本文化学科の卒業論文テーマ例

  • 「坊っちゃん論~清との関係を中心に~」
  • 古今和歌集における漢字仮名交じり文の時代的変化
    ―元永本と時代ごとの写本・版本を比較して―
  • 『野菊の墓』論
    ―純愛の万能性―
  • 昔話かちかち山における残酷な描写
    ―報復の重さと現在の軽い描写―
  • 『注文の多い料理店』での自然や人の描写に込めた役割について
  • AI区
  • 武者小路実篤と美術の関係
    ―実篤の美術論から見る美術家からの影響―
  • 水下しげるが描く妖怪研究
    ~アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』から見る日本社会と妖怪像の変遷~
  • 三島由紀夫3作品から見られる女性像
  • 日本語と韓国語の対照研究
    ―形容詞および関連する品詞において―

取得できる資格/免許

めざす進路

  • 国内外の日本語学校の教員
  • 公務員
  • 小説家・ライター
  • 編集・出版
  • 金融・保険・情報などの一般企業
  • 百貨店・アパレルなどの流通関係
  • 大学院進学

卒業生の活躍についてはこちら