特徴的な学び
専門家の指導で、小説やマンガの創作が学べます。
文芸創作
詩、俳句、短歌、それに童話やファンタジー。人文学部には、これらのジャンルの文学作品の創作を学ぶ科目が用意されています。
創作の経験のない受講生でも大丈夫、お手本の作品を鑑賞しながら創作の基本を先ず学びます。書き上げた作品は教室が発表の場所。受講生仲間が読者です。さらに集中して文芸創作を学びたいひとは、三年生の文芸創作演習を受講しましょう。ここでは完成させた作品を手づくりの冊子にしています。この演習で腕を磨いて、四年生では卒業論文の代わりに、小説や詩集、歌集などを卒業制作作品として提出することも出来ます。すでに卒業生の名作も誕生しました。
2018年度の卒業制作作品
- 『美熟』
- 『私の春』
- 『つばき館の事件簿』
- 『夢語り』
- 『エリオノーツの御旗』
- 『ハピネス954』
- 『七度落とす 命の話』
- 『備忘夢録』
- 『日々散満』
- 『妖狐物語』
日本のマンガ・アニメ
プロの漫画家の山田うさこ先生から、日本のマンガとアニメの文化的特徴や歴史を学び、さらにマンガ・イラストの実技の指導も受けられます。17年度の山田先生の授業は次のようなものでした(17年度シラバスより)。
マンガ・アニメ文化論Ⅰ 「マンガにふれたその瞬間から歴史のなかにいる」
いまや漫画は、私たちの生活に密着し、知らず知らずのうちに影響を与える存在になりつつあります。この世界中から愛され注目され続けている「日本漫画・アニメ」の過去から現代までの沿革を紹介し、その時代背景や文化などを漫画を通じて解説します。
マンガ・アニメ文化論Ⅱ 「マンガ・イラスト入門~プロの指導による実技~」
漫画家が実際に使用するインク、ペン、墨汁、スクリーントーンなどのアナログ画材で作品を制作します。全くの初心者でも大丈夫。コツコツと手がけた作品を完成させた時の達成感をみんなで味わい共有することを目的とします。
このように、恵泉の日本文化学科では、文芸創作やマンガの制作によって、日本文学や日本文化を実践的に学ぶことができます。少人数で懇切丁寧な指導ができる恵泉だから可能なユニークな学びと言えます。