恵泉地域言語活動研究会での学び 英語コミュニケーション学科

2011年09月22日
 投稿者:才丸 光
 ゼミ/授業名:英語教育特講II、IV

私はゼミでは語用論やコミュニケーション理論を勉強していますが、教職課程を履修していることもあり、教育や地域との交流を図るボランティアにも積極的に参加しています。
学内のボランティア団体としては「恵泉地域言語活動研究会」に所属していて、月に1度小学校に行って担任の先生と一緒に英語の授業を行う活動や、詩や昔話などを暗記して地域の社会福祉施設などに語りに行く活動を主に行っています。それぞれ前者の活動はKEES、後者の活動は恵話会という個々の組織として動いていますが、「恵泉地域言語活動研究会」に所属する多くの学生は両方の組織を掛け持ちしており、それぞれ使う言語は違えども、その根幹にある「言葉の魅力を通して様々な人と交流を深める」という姿勢は同じだと考えています。

私自身多くの学びをこの研究会から得ています。最初はボランティアというとどこか偽善的で、自己満足なものではないかと思っていましたが、続けていて分かったのが、与えるだけがボランティアではないということです。実際、活動を重ねるたびに訪問先の小学生やお年寄りの方々から頂けるものの多さに気が付きます。それは同年代の友人とだけ一緒に居たとしたら得られないような価値観であったり、知識であったり、あるいはありがとう、また来てねというたった一言の言葉かもしれません。こうした多くの宝物が今の私を支え、次へと進む自信へと繋がっているのは紛れもない事実です。

またこの研究会は、来年度からゾンタクラブという女性の地位を高めるために活動をしているNGO団体に支援をしていただくことになりました。先月その認証式が新宿にて行われましたが、そこでの経験を経て、改めて恵泉の学生として恥じないよう、ますます充実した活動を心がけていきたいと強く思いました。

恵話会もKEESもやる気がある学生が、お互いを切磋琢磨し合える貴重な場です。毎日の学びにプラスアルファ、人とは違ったことを学んでみたい、実践的な力を身につけたい、人前に立って話ができる能力を身につけたいと思っている方は、是非参加してみてください。

担当教員:大谷 由布子

幼少期からの英語教育にあなたは賛成ですか?反対ですか? みなさんの答えを待たずして、時代は早期英語教育の流れの中にあります。だれが何をどのように教えるのか、正しい理解と実践が子どもの可能性を引き出す「かぎ」です。「子どもってすごい」を発見しに行きましょう。

大谷 由布子