2014年6月

多摩市農業委員会の方々との交流会 社会園芸学科

2014年06月30日
 投稿者:澤登ゼミ 4年 西川しおり
 ゼミ/授業名:澤登ゼミ

6月26日午後、多摩市農業委員会の方々8名と多摩市市民経済部経済観光課の担当者が恵泉の教育農場を視察に来られました。これは、多摩市の経済観光課(農業委員会事務局)の計らいによって実現しました。

南野キャンパスを出て、前庭花壇、ハーブガーデン、ガラス温室をとおって、教育農場に行き、南野キャンパスに戻って意見交流会を行いました。近くに住んでいてもキャンパスの中に入ったのは初めてということで、恵泉の畑や花壇などにとても興味を持ってくださり、畑の様子を熱心に見ておられました。中には有機栽培を行っている生産者もいて、病気も出すに立派なキュウリがなっているとお褒めの言葉をいただきました。また、7月初めの開かれる「せいせき朝顔市」に出展するために学生らが育てている朝顔もみていただきました。

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沖縄フィールドトリップ 現代社会学科

2014年06月26日
 ゼミ/授業名:教養基礎演習II(上村ゼミ)

大きなテーマは、沖縄を事例に、現代社会を「総合的」に見ることです。大学教育は一般的に専門教育と考えられますが、それは自分の関心のある分野や自分の好きな視点からのみ社会を切り取ることにもつながってしまいます。しかし、現代社会が抱える問題は、複雑な構造を持ち、多面的にものを考える視点がなければ、なかなかその本質にたどり着くことができません。

その点、秋学期のゼミでは、関心に沿って、学生「自然チーム」「歴史チーム」「文化チーム」に分け、さらにその中で関心のあるものについて、各自が発表を行い、議論をします。こうしたプロセスの中で、沖縄を「総合的」に考えてきた結果を現地で検証するのがこのフィールドトリップです。 第一日目は、県立博物館で、沖縄の自然、歴史、生活・文化を確認し、有名な「万国津梁之鐘」を見ることができます。さらに、首里城に移動し、琉球時代の視点に触れますが、ここでは王朝時代のスイーツにもトライします。もちろん、この日の移動は、モノレール(ゆいレール)や市バスです。

第二日目は、マイクロバスを借りて、朝から南部にある「平和祈念資料館」に向かい学芸員の平田さんに沖縄戦の概略を伺った後、施設の見学をします。まじめに取り組むとやや気分も暗くなってくるので、やや早めの昼食は「浜辺の茶屋」という隠れ家的レストランです。(最近、このレストランも観光ガイドに出るようになりました!残念!)その後、王朝最大の聖地で、世界遺産の一つでもある「セイファー御嶽」を訪問します。ここでバスの中で一休みしながら、バスは沖縄島中部へ移動します。もちろん、米軍基地を見学し、日米安全保障条約という問題を考えるためです。北谷町にある「安保の見える丘」から嘉手納基地を眺め、最近オスプレイの配備された普天間基地は、沖縄戦の激戦地の一つ嘉数高台から見下ろすことができます。

そして、三日目は、基本的に徒歩移動です。沖縄の外洋航路の中心である「トマリン」、マシュー・ペリーが上陸した碑がある外人墓地を通り、庶民の食卓を飾る魚市場「ゆいまち」を見学します。その後は、近くにある沖縄式の墓地を見ながら、泊大橋を渡り、日本の支配構造が見える「波之上宮」と戦争犠牲者の記録を残す「対馬丸記念館」にも足を延ばします。 もちろん、これだけではありません。ホテルは国際通りに近いので、夕方や早朝はこの通りの周辺でさらにいろいろなものを学ぶことができます。

『文化現地研修I』の授業風景 歴史文化学科

2014年06月12日
 投稿者:川戸れい子
 ゼミ/授業名:文化現地研修I

『文化現地研修I』の授業です。『○○演習』という名前ではないけれど、ゼミ形式でやっているので載せることにしました。
2014年度実施予定の『文化現地研修』(行き先はドイツ!)の事前授業で、訪れる予定の都市について分担して調べ、発表します。
この研修は当初、夏に実施の予定でしたが、夏は費用がかかるので、2~3月に変更になりました。先生から「寒いぞ!」と脅かされています(防寒着買わなくちゃ・・・)。
予定のコースはドイツを北から南へ縦断。7都市を訪れます。ハンブルク、リューベック、リューネブルク、ブラウンシュヴァイク(名前がカッコイイ!?)、ヴュルツブルク、ミュンヘン、アウクスブルク(よくアウグスブルグと書かれるけど、これが正しいんだそうです)。

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2年生合同特別授業(2014年5月21日) 歴史文化学科

2014年06月06日
 投稿者:高浜 俊幸
 ゼミ/授業名:2年生合同特別授業

いつもは7クラスに分かれて開かれています歴史文化学科2年生のゼミですが、今日は合同特別授業となりました。場所も大教室に移して、特別講師をお呼びしました。歴史文化学科の前身となります文化学科を卒業して、現在は世界遺産アカデミーに勤務されている広田麻季さんです。

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富士吉田フィールドトリップ 現代社会学科

2014年06月02日
 投稿者:片倉 芳雄
 ゼミ/授業名:教養基礎演習II(片倉ゼミ)

人間環境学科(現代社会学科)では、秋学期の教養基礎演習のなかで学外に出て学ぶフィールドトリップを実施しています。片倉ゼミでは、「富士山の自然と人々とのかかわり」を学ぶため、1月下旬に一泊二日で富士吉田市と河口湖町を訪れました。
富士吉田は富士山の登山口の一つであり、富士山の度重なる噴火の影響をうけたり、古くより富士山信仰にかかわる地域社会が形作られてきました。富士山自身がどのようにして現在の様な美しい形になったのか。また、噴火に伴って周囲の環境にどのような影響を及ぼしてきたのか。富士山の地質や高度差による植物の垂直分布やそこに生息する動物など自然も多く残されたところであり、本学科での学習の場としてふさわしい場所の一つと考えられます。交通も都心からの高速バスが利用できるため、比較的アクセスしやすい場所です。

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富士レークホテルにて