英語コミュニケーション学科

第二外国語は何が良いのでしょうか? 英語コミュニケーション学科

2021年12月09日
 ゼミ/授業名:桃井ゼミ

現在の私は「英語コミュニケーション学科」の教員ですが、元々、写真家として、ドキュメンタリー作家として、世界140カ国を訪れ、様々な社会問題の現場【紛争、戦争、環境破壊、飢餓など】を取材してきました。

これらの経験を基に、今「世界はどのように動いているのか?」「地球はどのような状況にあるのか?」を学生たちに伝えています。それが私の担当する「表現力実践講座」や「国際情勢論」などの授業要旨です。

グローバル化した現在の世界では、国や人種、文化や歴史の違いを越えた高度なコミュニケーション能力が求められています。そうした能力の獲得を目指した恵泉の「英語コミュニケーション学科」では、「英語」+「コミュニケーション」というキーワードで、多彩な経歴を持つ教員が、きめの細かい教育を実践しています。

私が担当するこのブログでは、世界の取材の現場で多様な人々と出会い、交流を重ねた経験から見えてきた「コミュニケーション」を改めて考察します。

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学習者同士で英語を話して勉強になるの? 英語コミュニケーション学科

2021年12月02日
 ゼミ/授業名:越智ゼミ

本日のゼミでは、ゼミ生に理解可能なインプットと単純化されたインプットの関係について発表をしてもらいました。理解可能なインプットは前回の記事で述べた通り、学習者が現在身につけている言語能力より少し高いレベルのインプットです。これに対し、単純化されたインプットとは親が子供、母語話者が非母語話者に、教師が生徒に、非母語話者が非母語話者に対して使う、必ずしも文法的ではないインプットを指します。英語の授業で、先生が生徒に対して使う発言を注意して聞くと、同じ言葉を繰り返したり、言い換えたり、時には単語だけを使って意味を伝えようとしていることに気が付くかと思います。この様な、母語話者同士の会話ではあまり起こらないsimplification(単純化)やelaboration(詳しくすること)されたインプットも、多くの研究結果によると言語習得を促す理解可能なインプットとなり得るとされています。

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英語は何故世界の共通語なのでしょうか? 英語コミュニケーション学科

2021年11月25日
 ゼミ/授業名:桃井ゼミ

ベルギー・イーペルの大聖堂
ベルギー・イーペルの旧市街。歴史の中で常の戦争と直面してきたヨーロッパ式の建築では、隣の家との境を無くすことで、街並み自体が城塞の機能を果たした。
ベルギー・イーペルにおいて、最初期に使用された毒ガス兵器用のボンベ
イーペルに残されている塹壕

現在の私は「英語コミュニケーション学科」の教員ですが、元々、写真家として、ドキュメンタリー作家として、世界140カ国を訪れ、様々な社会問題の現場【紛争、戦争、環境破壊、飢餓など】を取材してきました。

これらの経験を基に、今「世界はどのように動いているのか?」「地球はどのような状況にあるのか?」を学生たちに伝えています。それが私の担当する「表現力実践講座」や「国際情勢論」などの授業要旨です。

グローバル化した現在の世界では、国や人種、文化や歴史の違いを越えた高度なコミュニケーション能力が求められています。そうした能力の獲得を目指した恵泉の「英語コミュニケーション学科」では、「英語」+「コミュニケーション」というキーワードで、多彩な経歴を持つ教員が、きめの細かい教育を実践しています。

私が担当するこのブログでは、世界の取材の現場で多様な人々と出会い、交流を重ねた経験から見えてきた「コミュニケーション」を改めて考察します。

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「1」「5」から、「武器」としての英語へ 英語コミュニケーション学科

2021年11月18日
 ゼミ/授業名:桃井ゼミ

サハラ砂漠を取材中に記事を書く。

現在の私は「英語コミュニケーション学科」の教員ですが、元々、写真家として、ドキュメンタリー作家として、世界140カ国を訪れ、様々な社会問題の現場【紛争、戦争、環境破壊、飢餓など】を取材してきました。

これらの経験を基に、今「世界はどのように動いているのか?」「地球はどのような状況にあるのか?」を学生たちに伝えています。それが私の担当する「表現力実践講座」や「国際情勢論」などの授業要旨です。

グローバル化した現在の世界では、国や人種、文化や歴史の違いを越えた高度なコミュニケーション能力が求められています。そうした能力の獲得を目指した恵泉の「英語コミュニケーション学科」では、「英語」+「コミュニケーション」というキーワードで、多彩な経歴を持つ教員が、きめの細かい教育を実践しています。

私が担当するこのブログでは、世界の取材の現場で多様な人々と出会い、交流を重ねた経験から見えてきた「コミュニケーション」を改めて考察します。

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多読で英語力を上げよう(インプット仮説) 英語コミュニケーション学科

2021年11月18日
 ゼミ/授業名:越智ゼミ

2021年度の2年生越智ゼミでは、ゼミ受講生の第二言語学習経験と第二言語習得研究を結び付けて学習しています。本日のテーマはKrashenのインプット仮説(Krashen, 1985)です。インプット仮説とはKrashenが提唱した5つの仮説の中で最も有名で重要な主張です。Krashenによると人が言語を習得するためには、学習者が現在身につけている言語能力より少し高いレベルのインプット(理解可能なインプット;i+1)を与える必要があるとしました。インプットが学習において必要条件なのは間違いありませんが、十分条件なのかは議論の余地があり、次回はその点について学んでいきたいと思います。
ちなみに、恵泉の1,2年の必修英語の授業ではこのKrashenのインプット仮説に基づいた多読を授業外の課題として1学期2万~3万語以上読むことを推奨・指導しています。

Reference

Krashen, S. D. (1985). The input hypothesis: Issues and implications. Addison-Wesley Longman Limited.