嬉しいお知らせです~THE大学インパクトランキングで本学が快挙!~

2020年04月27日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

新型コロウィルス感染拡大で、日ごと重苦しさを増しております。皆さま、どうかお障りなくいらしてと、日々、祈る思いでおります。

そうした中、本学にとって、とても嬉しいニュースが届きました。
「THE大学インパクトランキング2020」で、総合39位、分野別ではSDGs4(質の高い教育)が1位タイ、・SDGs5(ジェンダー平等)が1位(いずれも日本の大学の内)となりました。

THE大学インパクトランキングとは、大学の社会貢献の取り組みを国連のSDGs*(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標の略称)の枠組みを使って可視化するランキングです。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education』の発表(4月22日)によると、世界から766大学、日本からは63大学がエントリーしましたが、本学の結果(日本国内の大学の内)は次の通りでした。
THE大学インパクトランキング2020公式サイト(英語)

<総合> 39位タイ(首都圏大学15位タイ)

<分野別>
SDGs4:1位タイ(首都圏大学1位タイ)
SDGs5:1位(首都圏大学1位)
SDGs7:20位タイ(首都圏大学9位タイ)
SDGs12:33位タイ(首都圏大学17位タイ)
SDGs15:23位タイ(首都圏大学33位タイ)
SDGs16:22位タイ(首都圏大学9位タイ)
SDGs17:36位タイ(首都圏大学14位タイ)

この「THE大学インパクトランキング」は今年で2回目。社会貢献度という全く新しい指標に基づいたランキングです。『Times Higher Education』によると「このランキングは参加すること自体が重要で、日本の大学がサスティナビリティをミッションの中心に据えて世界を牽引していることを示している。これは日本が大いに誇るべきことだ」とのことです。

この指標は高校生にとって、これからの進路を考えるうえで有益なものとなると思います。
途上国とテクノロジーをつなぐ活動で世界的に注目を集めていらっしゃるNGOコペルニクの共同創設者 兼 CEO中村俊裕氏はご自身の体験を基に、次のように語っておられます。

学生時代にはアンテナを張って、自分が直感的に「探求したい」と思えるような「自分のテーマ」を見つけられるといいでしょう。インパクトランキングは、高校生が「自分のテーマ」を見つけるための、一つのきっかけになる可能性があります。(中略)単純に「自分の偏差値で合格できそうな大学に行く」というのでは、面白くありません。自分は「世界のどんな課題に興味があるか」「どういうところで楽しめるか」ということを、インパクトランキングを見ながら考えてみると、いいかもしれません。志望校を選ぶ際は、独自の個性が目立っているかどうかを基準にするのが良いと思います。偏差値で決めるのではなく、その大学独自のカリキュラムやプログラムなどに引かれ、親和性を持つ生徒が、その大学を志望すればいいと思います。インパクトランキングのように、大学が力を入れているポイントがわかる取り組みに期待します。

参考ページ

中村氏は独自の個性が目立っている大学であることの大切さを指摘しておられますが、女子大である本学が「SDGs5(ジェンダー平等)」と「SDGs4(質の高い教育)」で、国内1位の評価をいただいたことは、とても嬉しいことです。このランキング解説でも、小規模で個性のある私立大学の快挙として本学が挙げられております。

参考ページ

なお、すでに本学のHPでご報告しておりますが、今回の「THE大学インパクトランキング2020」に先立って発表された「THE世界大学イランキング日本版2020」でも、本学は国際性で大幅にランクアップした大学として特筆されています(国内25位、首都圏女子大4年連続第1位)

参考ページ

今回の評価を励みとして、これからも全教職員一丸となって教育の一層の充実に努めてまいります。

*SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。持続可能な社会の実現をめざして、2015年9月に国連で開催されたサミットの中で、2030年までに達成すべき17の目標・169のターゲットから構成されたものです。アジェンダの前文には「これらは、すべての人々の人権を実現し、ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化を達成することを目指す」と記されています。17の目標は「No one will be left behind(誰一人取り残さない)」という基本理念に立脚しています。

本学が2016年から取り組んでいる「生涯就業力」は、このSDGsを取り入れたものです。
詳しくは、昨年10月7日にこのブログで「恵泉女学園大学とSDGs」としてご報告してありますので、ご参考になさっていただければ幸いです。