2022年11月

恵泉祭報告(2)~リユニオンと名誉教授称号記授与~

2022年11月28日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先々週に続いて11月6日の"恵泉祭"に行った卒業後25年のリユニオンと大学名誉教授称号記授与式について、ご報告いたします。

リユニオンは3年ぶりの開催でした。短期大学英文科/園芸生活学科の各44/45/46回生、と大学人文学部日本文化学科/英米文化学科の各4/5/6回生が多摩キャンパスに帰ってきてくれました。教職員一同、この日をどんなに心待ちにしていたことでしょう。この学生たちが学んだ当時、在籍していた教職員もたくさん参加してくださり、チャペルでウェルカムセレモニーを持つことができました。チャペルの入り口では、園芸の教職員に指導をいただいて在学生たちが作ったコサージュを卒業生お一人おひとりの胸におつけして迎えしました。

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大学院修了生の活躍~学芸員として"デミタスカップの愉しみ"をメイン担当~

2022年11月21日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

秋が深まりゆく中、この季節にふさわしい美術展をご案内させていただきます。
八王子市夢美術館で開催されている『デミタスカップの愉しみ』(~11月27日(日))です。 *本日は前週に続いて、恵泉祭報告(2)として、卒業後25年リユニオンの集いのために、キャンパスに帰ってきてくれた卒業生たちについて書かせていただく予定でした。
しかし、美術展の開催日が11月27日(日)までですので、ご関心をお持ちいただける方にご覧いただけるように、急遽、こちらのご報告に変えさせていただきます。
リユニオンのご報告は来週にさせていただきますこと、ご了承ください。

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恵泉祭報告(1)

2022年11月14日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

11月6日、"恵泉祭"を開催いたしました。秋晴れのもと、実に3年ぶりの対面開催でした。
もっとも、コロナ禍は大分、下火になりつつあるとはいえ、新たな感染拡大の不安は消えていませんので、入構者は原則、学生とその保護者、大学関係者に限定しての開催でした。
それでも、学生たちが一堂に会して集うことができたことは、大きな喜びだったと思います。

第34回となる今年の"恵泉祭"のテーマは、「「つながる」でした。コロナ禍に閉ざされて3年近く。学生たちがどんなに孤独を強いられてきたかが思われました。友人と思う存分語り合い、笑いあい、哀しみを分かち合いたい若き日に、それがままならない日の切なさは、想像を超えるものがあることでしょう。また、国内外にはばたく道も狭められ、日々の部活やアルバイトにも大きな制約を受けていることでしょう。未曽有とも言われているこの時代に多感な青春時代を過ごしている学生のことが案じられてなりませんが、そうして閉ざされる日々にあって、恵泉生たちの心もけっして閉ざされず、物理的に距離を置いたからこそ見える大切なものに気づいたことが伝わってくるテーマでした。そこには他者を思い、自分自身を世界&自然の中において見つめる視野の広さと深さもこめられていると思います。コロナ禍に加えて世界情勢も厳しさを増している今日、河井道先生のお言葉"汝の光"が確かに多摩キャンパスに輝いた恵泉祭でした。
その模様を写真でご報告させていただきます。ご覧いただければ幸いです。

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協定校からの留学生を迎えて

2022年11月07日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

この秋学期から受け入れた中国、韓国の協定校からの留学生を迎えての歓迎の集いを、先月末に行いました。

まず、留学生の受け入れに尽力くださった楊志輝先生(国際政治学・日本外交)からメッセージです。

コロナ禍で途絶えていましたが、ようやく2年ぶりの協定留学生の受け入れができました。
韓国の聖公会大学から1名、中国の上海杉達大学から4名です(このうちの1人はビザの関係で入国が遅れ、歓迎会には間に合いませんでしたが、数日後に無事、入国ができました)。この学生たちは10月8日に来日し、翌日のオープンキャンパスの時に大学を見学しました。いま在学生の助けを得ながら、在留に必要な諸手続きを行いつつ、授業(原則対面)に参加しています。

それぞれのメッセージをお読みください。希望に満ちた思いが伝わってきます。多くの学びができることを願っております。

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