大学院修了生の活躍~学芸員として"デミタスカップの愉しみ"をメイン担当~

2022年11月21日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

秋が深まりゆく中、この季節にふさわしい美術展をご案内させていただきます。
八王子市夢美術館で開催されている『デミタスカップの愉しみ』(~11月27日(日))です。 *本日は前週に続いて、恵泉祭報告(2)として、卒業後25年リユニオンの集いのために、キャンパスに帰ってきてくれた卒業生たちについて書かせていただく予定でした。
しかし、美術展の開催日が11月27日(日)までですので、ご関心をお持ちいただける方にご覧いただけるように、急遽、こちらのご報告に変えさせていただきます。
リユニオンのご報告は来週にさせていただきますこと、ご了承ください。

この展覧会を知ったのは、稲本万里子先生(副学長 美術史学)から、次のような案内メールをいただいたことからでした。

2017年3月に恵泉女学園大学大学院人文学研究科を修了して、八王子市夢美術館に学芸員として勤務している渋谷展子さん(稲本ゼミ:修士論文のテーマは『ゴッホの受容史』)から、特別展「デミタスカップの愉しみ」で、初めてメインの担当になったと連絡がありました。先輩たちに励まされながら、頑張っているようです。展覧会の成功をお祈りください。

特別展のチラシ

会場に足を踏み入れた途端、夢のような世界が拡がっていました。デミタスカップ収集家の村上和美さんが集めた19世紀から20世紀に欧州の名窯のもとで創られたデミタスを中心に、シノワズリ、ジャポニスムのほかユニークで創造性に輝く逸品まで、約340点が陳列されていました。各ショーケースには、それぞれのデミタスカップの個性と美しさが際立つような工夫が施されていました。まさに香り高い至極の美の世界でした。

渋谷さんがこの特別展を担当するのは、どれほどの時間と神経を費やしたことでしょう。しかし、各部屋を一緒にまわりながら説明してくれた渋谷さんの控えめな口調からは、大変さよりはこの仕事を与えられた誇りと喜びが感じられました。

皆さまもお時間があおりでしたら、ぜひ、八王子市夢美術館をお訪ねください。
会期は来週の日曜日11月27日までです。

ショーケースの前の渋谷展子さん
工夫を凝らしたショーケース
特別展の入り口
(一緒に特別展を訪ねた舘野英樹局長と共に)