2026年度事業計画の経過報告
2026年06月29日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
6月の最後の月曜日となりました。
新年度がスタートして、早くも3カ月が過ぎました。
2023年3月に学生募集停止決定がなされて以来、すべての学生たちが「恵泉卒業生」の一員に加えられるまでの学びの保障・支援と、同時に卒業生の方々に向けた支援の重要性を念頭に、教育活動を継続してまいりました。
今年度は多摩キャンパスにおける実質的な最終修業年度となりますが、2027年度以降も在籍する学生たちもおります。そのための学園(世田谷キャンパス)への確実な引継ぎと、その経緯・進捗状況等を含めて、2月には「この3年間を振り返り、2026年度に向けて」と題して、舘野英樹大学事務局長より本ブログにてご報告ご説明を申し上げました。
また、新年度を迎えるにあたって、3月末には保証人の方々を対象として説明会を実施いたしました。
どちらでも言及しておりますように、2026年度、私たちが最も注力すべきことは「学生の学修支援」「生活支援」「世田谷事務局への確実な引継ぎ」の3点です。
本日は、野間田せつ子大学事務局次長が、この3点について、4月以降、これまでの経過をまとめましたので、ここにご報告させていただきます。
ご一読いただければ有難く存じます。
2026年度事業計画について[経過報告]
大学事務局次長 野間田せつ子
このたび恵泉フェロシップ会員向け会報(7月発行予定)にその状況をご報告することになりました。ここではそれに少し補足を加えたかたちで、「学生の学修支援」「生活支援」「世田谷事務局への確実な引継ぎ」について現在までの経過をご報告させていただきます。
-
学修保証と支援
2026年度の授業日は週4日(月~木・1~4限)に集約されました。これは前年度中常に全在学生の単位修得状況を確認し、開講希望科目アンケートを実施、結果を集計し、回答に応じて学生の意向も直接確認したうえで時間割を組んだことによります。学生たちは成績を確認し、卒業に向けて年間の授業履修計画を立てて登録、授業に臨んでいます。
また、協定留学・海外語学研修も春学期実施分まで保証しています。9月まで、韓国に協定派遣留学中の学生が1名おり、夏休みのオーストラリア語学研修には1名派遣予定です。
教職員は、学生たちの授業出席・学修状況の把握に努め、保証人との連絡・面談も適宜行い、フォロアップをしています。とくに教員は、学生の状況に心を配り、実のある単位修得に向けた学習指導にあたっており、学生対応にもしっかりと時間を割いてくださっています。 -
学生生活支援
授業実施曜日・時限に合わせてスクールバスの便数は減少しましたが、年度末まで運行されます。今年度は学生生活支援の一環として、スクールバス維持費は徴収せずといたしました。
また、学生食堂営業終了、売店の9月末営業終了対応で、学内販売を拡充し、学生には生活用品等購入に充てられるQUOカードを出校日ごとに配布中です。このほか、学生・教職員の交流機会でもあるランチパーティーの開催を企画しています。
卒業式以外の全体行事はどれも"最後の"開催となり、その単語を聞くたびに寂しさを覚えずにはいられません。しかし、学生たちが大学ならではの行事を最後まで楽しめるようにと願いながら、一つひとつ準備・開催しております。 5月の恵泉スプリングフォーラム同様、11月8日(日)の恵泉祭も、卒業生たちや地域の方々、恵泉に連なる皆様が集まり在学生とともに明るく過ごせる日となるようにと準備を進めているところです。ぜひお越しください。 -
世田谷事務局への業務引継ぎ
2027年度以降は世田谷事務局が、最後の在学生たちの学修保証と卒業生対応業務を担ってくださいます。
卒業生対応は閉学後も続く業務です。大学には、大学に移管された短期大学(英文科・園芸科)と、大学・大学院あわせて24,000名余りの全卒業生に係る永久保存書類があります。卒業生対応の主な業務は証明書発行で、その根拠となるのは永久保存の一人ひとりの学籍・成績情報です。それらの管理を含め、すべての卒業生たちが安心して手続きできるように、大学内では前年度より引継ぎ準備を進めてまいりました。
今年の1月から、月2~3日(終日)のペースで職員間での業務引継ぎを開始、10月までに全20日間を予定しています。引継ぎでは大学の学部学科の変遷やそれに伴うカリキュラム内容、履修計画・単位修得の考えかたから、成績情報の確認や証明書発行業務に至るまで、保管書類を確認しながら実習を繰り返しています。
在学生が"恵泉卒業生"となるための学修支援業務と、証明書発行を中心とした卒業生対応業務がスムーズに行われるように、卒業生には安心してお問合せ、お手続きしていただけるように、確実に引き継いでまいります。
2027年度以後の在学生たちの学生生活が最後まで守られますように、また、ランターンの灯をもった卒業生たちが、涸れない泉のひとつとして社会の一隅を照らし潤しつづけていけますようにと願っております。祈りを合わせていただけたら、ありがたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。