村岡ゼミ夏合宿で体験したこと 英語コミュニケーション学科

2010年10月12日
 投稿者:柳沼 彩菜
 ゼミ/授業名:村岡ゼミ

村岡ゼミでは、9月15日から16日まで「高尾の森 わくわくビレッジ」でゼミ合宿を行いました。 合宿1日目は、春学期に学んだ内容をグループごとにパワーポイントを使いながら英語で発表し、復習をしました。 勉強だけでなく、夜はスポーツ大会や焚き火を囲んでの語らい、夕飯もみんなで作りました。 2日目は来年から本格的に始まる就職活動に向けて、自分の見つめ直し、企業分析、自己アピールの発表などをし、 就職活動への心の準備ができました。合宿は先生や他のゼミメンバーと交流を深める良い機会にもなりました。

普段の授業では、会話上の原則と発話行為について勉強しています。 会話上の原則とは、コミュニケーションをする上で私達が無意識に従っているさまざまな規則のことです。 例えば、グライスの行動指針と協調の原則(Grice's Maxims and a Cooperative Principle)の理論では、 授業中に友人から「ペン持ってる?」と聞かれとき、「ペンを貸してほしい」という秘められた意味を瞬時に 理解するプロセスを勉強します。発話行為とは「謝る」(Apology)、「断る」(Refusal)など言語を使って行う行為のことです。 英語母語話者や日本人がどのようにこれらの行為を行うかをフィールドスタディー、ディスカッション、 プレゼンテーションを通して学んでいきます!秋学期は、「発話行為」に関する本格的な調査研究にチャンレジします。 ぜひ村岡ゼミで一緒に会話上の原則を楽しく学びましょう。

担当教員:村岡 有香

いまや英語は国際語・国際補助語として広く世界の至るところで使われる時代になりました。そんな中、現在求められている「英語力」とは何でしょうか?私は「英語力」を養う上で大切な能力は「表現力」だと思っています。正確な文法や正しい発音で英語を話すことはもちろん大切ですが、もっと大事なことは「何」を「どのように」相手に伝えるかだと思います。「何」は自分の意見・知識・経験のことです。「どのように」に必要なのは相手の文化や言語に対する深い知識と異文化を受け入れる広い心だと思っています。みなさん、一緒に「表現力」を磨いてみませんか?

村岡 有香