日本語日本文化学科

ゼミの活動 日本語日本文化学科

2018年05月01日
 投稿者:4年本多玲奈さん
 ゼミ/授業名:4年山田ゼミ

皆さんこんにちは!4年山田ゼミです。

私たちは身近な日本語を使ってその歴史を研究しています。日本語というのは私たちが思っている以上に深く、面白いものです。

突然ですが、皆さんは「煮詰まる」という言葉をどう使いますか?「話し合いが煮詰まった」と使いますね。これは「結果がなかなか出てこない」という意味で使っていますね?ですが「煮詰まる」は本来、「結果が出そうな状態」という意味なのです。

今とは逆の意味ですよね!今の使い方は「行き詰る」と混在してしまっているということになります。

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ゼミで文芸創作、か 日本語日本文化学科

2018年02月07日
 投稿者:日本語日本文化学科3年 神谷桜子
 ゼミ/授業名:林 浩平ゼミ

恵泉女学園大学3年、文芸創作ゼミに所属している神谷桜子は、夜中の真っ暗な自室の布団の中で小さくため息をついた。

彼女は迷っていた。卒論について、だ。恵泉女学園大学は、卒業論文を、卒業制作という形で、文芸創作で提出できる。その内容は、小説だけでなく詩や短歌、エッセイに戯曲など、自分が書きたいものを選ぶことができるのである。

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長崎の被爆体験を受け継ぐ・・・卒業論文演習 日本語日本文化学科

2015年03月30日
 投稿者:篠崎 美生子
 ゼミ/授業名:篠崎ゼミ

本学の近くにお住まいの寺田修一さんは、中学時代に長崎で被爆した体験をお持ちです。昨年は本学での講演会で、生々しいその体験をつぶさに話してくださいました。
今回は、卒業を前にしたメンバーとともに寺田さんを囲んで茶話会を開き、去年の講演でいだいた疑問や感想を遠慮なくお伝えしました。お優しい寺田さんのお人柄に、学生の緊張もほぐれ、話題は原爆から戦争のこと、今の政治のことへと広がりました。
充実の2時間半でした。でも伺いたいことはまだまだ山ほどあります。そこで卒業後も時折土曜日に集まって寺田さんをお招きし、自主ゼミ「寺田さんの会」を続けていこうと約束したのでした。

南野キャンパスのラーニングコモンズにて

全学年合同見学ツアー 日本語日本文化学科

2014年07月07日
 投稿者:篠崎美生子
 ゼミ/授業名:篠崎ゼミ

5月末の晴れた土曜日、日本近代文学を扱う篠崎ゼミの1年生から大学院生まで、総勢34名で、神奈川近代文学館で行われた太宰治展を見学してきました。人間太宰の情念にたっぷりひたったあとは、山下公園で点心ランチ。午後は希望者を募って、日本新聞博物館を見学しました。参加者からのメッセージを、どうぞお楽しみ下さい。

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太宰治展

「原爆文学」の講義に関連して 講演会「長崎1945.8.9からのバトン」が開かれました 日本語日本文化学科

2014年01月16日

日本語日本文化学科の講義科目「日本文学特殊研究Ⅱ」(篠崎美生子准教授)では、この半年間、原爆をテーマとした文学作品や映画、マンガを、受講生とともに読んできました。原民喜「夏の花」、永井隆「長崎の鐘」、井伏鱒二「黒い雨」、中沢啓治「はだしのゲン」、林京子「祭りの場」、井上ひさし「父とくらせば」(映画は黒木和雄監督)――それらは、被爆がどれほど人の心身を痛め続けるかということを、私たちに教えてくれます。どんな理由があっても、こんな非道があっていいわけがない、と叫びたくなります。しかし、同時に、被爆体験のない私たちが、被爆の痛みを分かったつもりになって発言してよいものだろうかというためらいは、私たちの心の中に残っていました。

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講義中の寺田さん