長崎の被爆体験を受け継ぐ・・・卒業論文演習 日本語日本文化学科

2015年03月30日
 投稿者:篠崎 美生子
 ゼミ/授業名:篠崎ゼミ

本学の近くにお住まいの寺田修一さんは、中学時代に長崎で被爆した体験をお持ちです。昨年は本学での講演会で、生々しいその体験をつぶさに話してくださいました。
今回は、卒業を前にしたメンバーとともに寺田さんを囲んで茶話会を開き、去年の講演でいだいた疑問や感想を遠慮なくお伝えしました。お優しい寺田さんのお人柄に、学生の緊張もほぐれ、話題は原爆から戦争のこと、今の政治のことへと広がりました。
充実の2時間半でした。でも伺いたいことはまだまだ山ほどあります。そこで卒業後も時折土曜日に集まって寺田さんをお招きし、自主ゼミ「寺田さんの会」を続けていこうと約束したのでした。

南野キャンパスのラーニングコモンズにて

オートシャッターで記念撮影。2年生もひとり参加してくれました。

担当教員:篠崎 美生子

日本の近代小説を一緒に読みましょう。国語の教科書などに載っている「名作」も、大人の目で読み直してみると、新たな発見があります。小説を読み、解釈することを通じて、「常識」を疑う力を身につけたり、言葉というものの重さについて考えたりしていきましょう。

篠崎 美生子