ゴールデンウィークに野の花を愛でてみませんか

2018年04月30日

春たけなわとなりました。多摩キャンパスも色とりどりの花が咲き誇っています。

藤田智先生のゼミ生が作ったガーデン(藤田先生提供)

先日のチャペルアワーでの藤田智先生(園芸学)の感話「花の美しさ」は、まさにこの季節にふさわしいタイトルでした。
でも、先生のお話は店頭を飾ったり、贈り物の花束になったりする鮮やかな花ではなく、「野の花の美しさ」でした。

"野の花には緻密な美しさがある。特に春の野の花が美しい"と藤田先生は言われました。写真は樋口幸男先生(花卉園芸学)が撮影してくださったキャンパスに咲く野の花です。

ホトケノザ
オオイヌノフグリ
カラスノエンドウ
ムラサキケマン
ハコベ(ハコベラ)
セリバヒエンソウ

可憐で繊細な美しさに彩られた野の花ですが、こうして緻密な花を咲かせる裏には、実に強靭な生命力を宿しているというお話がとても印象に残りました。
たとえば、野の花には次のような特徴を持つ花が多いということです。

  • 踏みつけられても、また立ち上がる強さ(例:オオバコ)
  • 地中深く根を張る根気(例:タンポポ)
  • 長い年月土の中で生き続けられる(休眠現象)
  • 人や動物が土を掘り返し、日が当たると発芽する(光発芽種子)
  • 繁殖力の強さ(例:カタバミ)

恵泉女学園大学は女子の高等教育機関である女子大の使命として「生涯就業力」の育成に注力していることは、このブログでも書かせていただいております。
恵泉の学生は必ずしも華やかに目立つことを得意とはしません。むしろ、周囲のかたがたを尊重し共に生きることを心に留めながら、それでいて自分らしさを見失わないしなやかさと強(したた)かさを「生涯就業力」として育んでいます。何があっても、どこにあっても、凛として生き続ける力が女性活躍の時代に真に求められる女性の力と考えております。それは「野の花」の美しさと強さに通じるものがあるように思います。

タンポポ

どうぞ楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

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