第38回タイ国際ワークキャンプ報告

2024年03月11日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

2月下旬、タイ国際ワークキャンプに向けて学生たちが出発し、8日間の行程を恙なく終えて、元気に帰ってきました。

出発から帰国まで、引率の藤田智副学長(野菜園芸学)と宇野緑先生から毎日、行く先々での詳しい報告に写真が添えられたメールが届きました。
学生たちの生き生きした様子に、大変実り多い日々を送らせていただいていることが伝わってきて、タイの皆様がどんなに心をこめて温かくお迎えくださっていることかが思われました。
無事を祈ると共に、日々、感謝の思いを深めた8日間でした。

下記、行程表と写真で学生たちが過ごさせていただいた日々の一端をご覧いただければ幸いです。また藤田先生・宇野先生からも本ブログに報告メッセージを寄せてもらいましたので、あわせてご覧ください。

<行程>

1日目
7時45分 羽田空港集合
バンコクで乗り継ぎ、現地時間19:00にチェンマイ空港に到着。
初対面の仲間たちと緊張気味に夕食を共に。 パヤップ大学チャペルにて、オリエンテーション。Apicha学長よりウェルカムメッセージ。先生は第4回のワークキャンプ参加者。その時の恵泉からの引率者は藤田先生!35年ぶりの再会でした。
パヤップ大学の教職員宅に6グループに分かれ、ホームステイへ。

2日目
大学に集合し、大学チャプレンのLum先生よりお祈りしていただき、いざ出発。
村に行く前に、ランパーン象の保護センターへ。
その後、キャンプ地であるプレー県ワンチン郡バーンデン村に到着。
夜、おいしい夕食後、楽しいレクリエーションタイムを経て、村の方々と共に開会礼拝。

3日目
午前
全体を4グループに分け仕事分担。3グループは新礼拝堂の壁のペンキ塗り。
1グループは市場への買い物に。
何と用意していたペンキがなくなり、今回のワークは午前中で終了!
午後
近隣の国立公園へ。滝遊びでリフレッシュ!

4日目
夜のカルチュラルナイトに向けて準備開始。日本料理(親子丼・白玉団子)とタイ料理(揚げ春巻き)を教え合い、良き交流の時でした。
そして、本番。それぞれ準備したおいしい料理をいただいた後、村の方々も大勢集まり、村、パヤップ、恵泉(日本舞踊と歌)が練習を重ねたパフォーマンスを披露。大盛り上がりでした。
フィナーレは全員で輪になり、踊り歩き、最後は心静かに手を繋ぎ、祈りをささげました。

5日目
村の教会で日曜礼拝。
その後、お昼ご飯を食べ、村の皆さんに別れを告げて、ランパーンへ。
教会のお母さま方よりタイのお菓子作りのレクチャーを受けました。
夜はグループに分かれて、ストリートマーケットへ。みんな食事やお買い物を楽しみました。

6日目
ランパーンを出発し、チェンマイへ。
パヤップの皆さんとフェアウェルパーティー。修了証を各自いただきました。
午後は、初日のホームステイ先へ。それぞれのご家庭に大変お世話になりました。

7日目
チェンマイの大きな市場ワロロット市場へ。日本では見かけない色々な食材やお土産の数々!楽しみました。
そして、チェンマイ空港へ。別れの時を思い思いに過ごしました。
経由地バンコク・スワンナプーム空港にてたっぷり時間を過ごし、日本へ。

8日目
7時半頃、羽田空港に到着!

<タイワークキャンプを終えて

藤田智副学長(野菜園芸学)

出発した日の日本の気候は、冬真っ盛りでした。しかし、7時間後バンコクに到着すると気温36℃、まさに真夏でした。この全く違う気候の中、「パヤップ大学と恵泉女学園大学の1週間のワークキャンプがいよいよ始まるのだ」という思いを強く持ちました。ワークキャンプの間、私たちには結構辛いことや大変なこと、また同時に楽しいことや喜びなどが溢れていたように思います。私たちを支えていたのは、パヤップ大学の学生17名と教職員8名、村の方々の優しい笑顔でした。教会の建設のための作業を終え、カルチュラルナイトを迎えたとき、タイ国の民族舞踊(パヤップ大学)、村の中高生たちの伝統音楽と舞踊、日本の舞踊(恵泉女学園大学)、教会の女性たちのグループによる聖書劇等が行われ、最後はサークルになって全員で踊りを踊りました。このとき、私は「日本とタイ国の心が一つになった感」を持ちました。私たちは、この1週間で「本当の友情」や「草の根交流の素晴らしさ」を学んだと思います。どうぞ、これからの生活の支えとして、経験されたことを生かしていただきたいと思っています。

宇野緑(キリスト教教育学)

第38回タイ国際ワークキャンプを無事に終えられましたこと、心から感謝いたします。
私にとっては13回目のワークキャンプ。毎回異なるキャンプ地ではありますが、どこを訪れても「あぁ帰ってきた~」という気分になり、引率者としての責任と緊張はありますが、日本では味わえない環境に心が解放されます。
恵泉からは学生11名、パヤップ大学からは17名。両大学の2度目の参加者が優しさあふれるリーダーシップ力を発揮してくれたおかげでみんな安心して過ごしていたように思います。
10月から "Planting seeds in my heart"をテーマに準備会を7回重ねて、交流を深めてきた11名(準備会のみ参加1名)は、全体的におとなしい雰囲気。しかし不思議なもので、タイに行くと個性が良い意味で発揮され、日本では見せていなかったような表情を何度も目の当たりにしました。それぞれの個性のでこぼこがうまくハマっている様子を見ると集まるべきして集まったメンバーだったのか!という思いにもなりました。
確実にワークキャンプで心にタネが蒔かれ、これからの歩みの中で様々な未来が育まれていくだろうと思います。このようなプログラムに長年携わらせていただいていることは私にとって大きな恵みです。私自身も毎回いただくタネをしっかりと育んでいきたいと思います。

初日、オリエンテーション後に。
こんなバスに乗って移動です
ペンキ塗り 長い竹がなかなか重かった...
ペンキ塗り 気温35度越え!あっつい~!
みんな頑張りました~!
滝遊び
カルチュラルナイトのフィナーレ
カルチュラルナイトを終えて
お世話になった村のお母さんにお土産
村を出発前に集合写真。
後ろの建物が私たちがペンキを塗った
新会堂です。
白玉団子を一緒にコネコネ...
ランパーン教会でお菓子レッスン
感謝を込めてお土産をお渡ししました
ワロロット市場近くの食堂で
ストリートマーケットにて
やばい!藤田先生のトランクが閉まらない!
男5人がかりで無事閉まりました♪
羽田空港にみんな無事に到着しました!
いい笑顔♪