「子どもを守る地域のきずな」に参加して
2025年12月01日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
今日から12月に入りました。多摩キャンパスは先週の水曜日(11月26日)にクリスマスツリー点火式を行い、アドベントの時を迎えております。来週はその模様をお伝えいたします。
さて、先月11月の1か月間は全国各地で虐待防止オレンジリボンキャンペーンが展開されました。私は東京都港区の「オレンジリボン・ 児童虐待防止推進キャンペーン」に参加いたしましたので、本日のブログではそのことについてのご報告です。
私は港区で20余年前から子育て家族支援のNPO活動(NPO法人あい・ぽーとステーション)をしております。
その関係もあって、「オレンジリボンメッセージバトン」に参加して次のようなメッセージをおくりました。
私もあなたも当事者になりかねない
それだけ今の子育ては大変になっている 家族関係も難しくなっている
ついイライラして手をあげてしまったり 強く叱りすぎても
どうかご自分を責めないでほしい
だれかに助けを求めてください
地域にはあなたの力になりたいと願っている人が必ずいます
子どもは愛されるために生まれてきたのです
親だけでなく みんなで子どもの育ちを見守り、支えていきたいと願っております
ビデオはこちらをご覧ください。
また11月23日には、港区立芝公園でオレンジリボンDAY@minato2025が開催されました。
子育てひろばあい・ぽーとのまちプロさん(シニア世代男性の子育てまちづくり支援プロデューサーさん)がイベントブースで、折り紙のコマ作り、紙芝居、大型絵本読み聞かせ、エプロンシアターやパネルシアターをして、たくさんの子どもたちを楽しませてくれました。その後、大型ステージで、ギターとハモニカの演奏とダンスを披露して、会場からたくさんの応援と拍手をいただきました。
また、カフェスタッフは出店で豚汁とおにぎり・ドリンク等を提供し、親子やたくさんの来場者の皆様に楽しんでいただきました。夕方からは特に冷え込んできましたので、温かな食事を手にした皆さまの笑顔が印象的でした。
そして、夕暮れが迫ってきた17時から、区長も参加されて、メッセージキャンドルの点火が行われ、続いて、18時9分に、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」に合わせて、東京タワーオレンジリボンがライトアップされました。夕闇の中に浮かびあがった幻想的なオレンジ色を見つめながら、どうか子どもたちが幸せな時を過ごしてくれることを、そして、子育てをはじめとしてさまざまな苦しみを抱えている親が救われることを祈りました。

タワーの中央に「189」の文字が浮かんでいます
左から5人目が清家愛港区長 右から4人目が大日向です« 収穫感謝礼拝のひと時をもちました | メインページ |