高校生の皆さんにお伝えしたい「生涯就業力」

2017年05月22日

初夏の季節を迎えました。多摩キャンパスの緑も日ごとに濃さを増して、一年のうちでも最も美しい季節となっています。

今週末の5月27日は、「スプリングフェスティバル2017」が、そして、今年度最初のオープンキャンパスが開催されます。
地域の方々や高校生・保護者の方、高校の進路担当の先生方、等々がたくさんこのキャンパスを訪れてくださることを心待ちにしております。

この日、私はスプリングフェスティバルでは「野の花のようにしなやかに強(したた)かに」と題した講演をチャペルで(11:00~12:30)、またオープンキャンパスでは「『生涯就業力』を身につける」と題して、高校生には13:00~、高校の先生方には14:00~、それぞれお話をさせていただく予定です。

テーマも対象も異なりますが、共通しているのは女性がどうかのびやかに自分らしく生きてほしいとの願いであり、それを女子大の学長の思いとしてお伝えできたらと考えております。

先日、大学1年生の女子学生の方から、新聞紙上の人生相談に「自分は何をやってもだめな人間だ」と嘆く相談が寄せられました。これまでいろいろなことに挑戦しては挫折した経験やご自分の欠点をいっぱい書き連ねたお手紙でした。読んでいて胸が痛みましたが、綴られている言葉とはうらはらに、なんとか人生に前向きに取り組まなくてはという思いも紙背から伝わってくるようでした

高校生から大学生という若い時に、自信がなくてもいいのです。
若いときはみんなそう、私もそうでした。むしろ、不安になるのは、自分の人生に謙虚に向き合い、自分の人生の入り口にしっかり立った証しなのだと思います。
"自分は未熟で、何もできない"と思っていたら、どうかその気持ちを大切にして、人生に向き合うバネにしてほしいとの気持ちで私は回答をいたしました(読売新聞「人生案内」2017年5月19日掲載)。

でも、若さゆえの不安におののき、これからの人生をいろいろと思い煩っているとしたら、自分ひとりで頑張りなさいというのも、随分と酷な話ではないかとも思います。若い女性たちが、これからの人生に立ち向かう力の基礎を身につけるお手伝いをしたい、それこそが女性の高等教育に携わる者たちの務めではないかとも思います。
こうした思いを込めて、5月27日には高校生の皆様に、私が昨年4月に学長に就任して以来、恵泉の教育改革として力を注いでいる「生涯就業力」についてお話をさせていただきます。
その概要をコンパクトに図示したものが、次のURLからご覧になれます。

詳しいお話は、当日、多摩キャンパスでお会いしたときにさせていただければと存じます。皆様のご来校をお待ちしております。

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