学長の部屋
糸魚川大火にめげずに~卒業生の奮闘
2017年01月16日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
昨年、12月22日に発生した新潟県糸魚川駅北大火の被害は想像を越えるものでした。
被災された皆さまには心からお見舞いを申し上げます。
各地で災害が起こるたびに、ご当地の方々、とりわけ関係者の安否が気遣われます。
この度の大火からほどなく、卒業生(日本文化学科2007年卒 青木資甫子さん)の実家が全焼したという知らせが、在学時にゼミを担当していらした秋元美晴先生から寄せられました。ニュースでも取り上げられていた、江戸時代創業の老舗料理店「鶴来家」さんです。秋元先生からは、家は全焼したけれどご両親も本人も元気でいらっしゃる、と電話での会話の様子もお知らせいただき、不幸中の幸いとひとまずは胸をなでおろしたところでした。
学長Blog★対談シリーズVol.1 この方と『生涯就業力』を語る
2017年01月09日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
私が学長に就任した昨春より恵泉女学園大学は「生涯就業力を磨く」をモットーに在学生、卒業生を対象に生涯就業力プロジェクトを推進しています。2017年から各界でご活躍されているさまざまな方をゲストにお招きして、「生涯就業力」をテーマにご意見をうかがってまいります。初回は元富士フイルム社長・副会長を経て現在、恵泉女学園の理事長でいらっしゃる宗雪雅幸先生です。
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新年のご挨拶
2017年01月01日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
明けましておめでとうございます。
新年いかがお迎えでいらっしゃいますか。
2017年最初の「学長の部屋」は、多摩キャンパスの光景です。
大学を訪れて下さる方々は、皆さんがキャンパスの美しさを称えて下さいます。
オープンキャンパスで来場されたある保護者の方は、スクールバスを降りた時、「ここは軽井沢かと思いました」とおっしゃっておられました。
キャンパスの魅力の一つとしてよく言われるのは、構内にベンチがたくさんあることです。いつもいると当たり前のようになっていますが、外からいらして下さる方々に言われて、改めて構内を散策してみると、たしかに随所にベンチがあります。
学生たちが三々五々休憩時間等にゆっくりと憩い、仲間と談笑しているベンチの周辺には、女子大ならではの優しい時間が流れています。
拙著『母性の研究』の新装版刊行について
2016年12月19日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
本日は今週、刊行の運びとなる拙著『新装版 母性の研究』についての報告です。


原著『母性の研究』(1988年)は、1985年にお茶の水女子大学から学術博士号を授与された博士論文をそのまま上梓したものですが、副題に「その形成と変容の過程:伝統的母性観への反証」とあるように、近代以降の日本社会の隅々に根深く存在してきた母性観への問題提起の書です。
卒論シーズン終了!!
2016年12月12日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
本学は学士課程の修了要件として、学生全員に卒業論文(卒業制作)を必修としています。12月7日(水)・8日(木)の2日間が、その提出日でした。
次々に学生たちが訪れ、着々と提出物が積み上げられていくのは、提出場所となっている大会議室の毎年、恒例の光景です。

卒論提出光景

提出された卒論