収穫感謝礼拝とクリスマスツリー点火式のご報告

2022年12月05日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

秋恒例の大切な行事である「収穫感謝礼拝」と「クリスマスツリー点火式」を、昨年に続いて対面で行うことができました。

まず、「収穫感謝礼拝」(11月17日 昼の多目的アワー)は学生宗教部シャロンの主催です。
第1部は、河合悠乃さん(国際社会学科4年)の司会進行のもと、恵泉の教育農場で収穫された野菜を囲みながら、こどもさんびか「わたしたちのたべるもの」を賛美し、永井千咲さん(社会園芸学科1年)の感話「わたしの実り」に耳を傾けました。永井さんは恵泉に入学してからキャンパスの木々や草花から季節の移り変わりを味わい、その様子に日々癒されておられること、そして、努力の実りを実感することができず、苦しんでいたけれども、今の私があるのは自分だけの力ではなく、支えてくれる人、環境があることに気がつけたことが今年一番の発見だ、と語ってくださいました。これからも恵泉の心を豊かに育んでいってくださることだろうと感じました。
第2部は西村海希さん(日本語日本文化学科2年)の司会で、「ペア&仲間探し」を皆で楽しみました。背中に貼られた同じ「秋の実り」のペアをみんなにヒントをもらいながら発見し、共にクイズに挑戦しました。和やかな笑顔溢れる時間となりました。

「クリスマスツリー点火式」の11月23日は、あいにく朝から一日中、冷たい雨が降り、風も強い一日でした。例年はもみの木の前の庭に集合しますが、今回は急遽、学生ラウンジと学生食堂の間の渡り廊下に場所を設け、宇野緑先生の司式・関本恵美子先生の奏楽で始まりました。メッセージを通して、アドヴェント(クリスマス前の約4週間)の過ごし方に思いを馳せ、クリスマスは、一人ひとりの心の闇に光が差し込み、心を明るく照らすできごと。そして、それが「神の愛」なのだということが語られました。各自が手に持つろうそくへの点火もままならず、幾度も途中で消えたりしましたが、その都度、お隣同士で助けあって、冷たい風の中でとても心温まる点火式となりました。

クリスマスツリー点火式

2022年11月23日
司式:宇野緑
奏楽:関本恵美子

黙祷 招詞 イザヤ書60章1~2節 ロウソク点火 聖書 イザヤ書61章1節 ローマの信徒への手紙 13章12節 賛美 「ひいらぎかざろう~もみの木」渡辺玲子編曲 聖歌隊 指揮:辻本英恵 メッセージ 待降の祈り 点火 讃美歌 263番「あら野のはてに」 一同 黙祷

多摩キャンパスはアドベントの季節に入り、日々、いっそう喜びに包まれた美しさに彩られています。その様子はまた改めてご報告いたします。