「恵泉フードバンク」~コロナ禍での学生支援として

2021年05月24日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

コロナ禍が長引く中、学生たちの暮らし向きも厳しさを増しています。
アルバイトの機会も激減している中、とりわけ下宿生や留学生の困窮度が懸念されます。
学生課とCSV委員会が中心となって、緊急フードバンクと募金活動を行っています。

学生課から学生に向けたメッセージです。

コロナ禍でアルバイト無くなった、実家への帰省もできず一人暮らしの生活費の負担が大きい、自国へ帰国できず日本国内で頼れる知り合いもおらず、仕送りも止まってしまった留学生など、経済的理由で困窮している学生がいることを教職員が心配しています。そこで【恵泉フードバンク】を行うことになりました。当初は大学で災害用に備蓄しているアルファ化米などの食品が中心でしたが、CSV(Creating Shared Value)の先生方の声掛けで教職員が自宅から缶詰め、衛生用品などを持ち寄っています。必要な方はどうぞご活用ください。

恵泉フードバンクポスター

CSV委員会が教職員に呼び掛けている募金箱

多摩市でも様々な支援が行われていますが、学生たちが安心して学べる環境を提供できるよう、大学は引き続き支援を行っていきたいと思います。