学生たちの活動が動き始めました

2020年11月02日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

秋が日ごとに深まりを見せた先月、学生たちの活動も徐々に再開しています。
その中から今日は2つ、ご報告いたします。

一つは、成績優秀者表彰式です。
この表彰は各学部、学科で昨年度(2019年度)通年上位2位までの成績を収めた学生(2年生から4年生まで)を表彰するものです。例年、春学期に行っておりましたが、コロナ禍の影響で延期しておりました。
もっとも、今年は3密を避ける必要から、一同に会しての表彰式ではなく、3回に分けて行いましたが、表彰された学生たちの笑顔は例年にも増して輝いていました。
"表彰されるなんて思ってもいなかったです。びっくりしたけれど、とてもうれしい"
"高校時代の自分を思いだすと、今、この表彰式にいることが夢みたいです"
"こうして大学で学べていること、改めて両親に感謝の思いが募ります"
等々、喜びの言葉を述べていました。

岩村太郎副学長の司会のもと、賞状と記念品を授与した後、集まってくれた教職員と共に記念写真を撮りました。

そして、もう一つは、学生たちの恵泉蓼科ガーデン訪問です。
秋学期の「卒業演習」履修者と春学期の「生涯就業力STEPⅦ」履修者の中からの希望者が、10月末の土曜日に恵泉蓼科ガーデンを訪問いたしました。
早朝8時に、"先ほど八王子駅を出発しました。学生たちが笑顔でプログラムを終えられるよう、お祈りいただければ幸いです"と引率の関本恵美子先生(パイプオルガン)・澤田みどり先生(園芸療法)・宇野緑先生(実践神学)から報告のメールが入りました。
そして、その日の夕刻、届いたメールです。
お天気にも恵まれ、非常に充実した一日を恵泉蓼科ガーデンで過ごすことができました。
今、八王子駅に到着し、解散いたしました。初冬のような寒さでしたが、紅葉も進んでおり、一人ひとりが自然との対話を通して、じっくりと自分を見つめる時を過ごせたようです。写真を数枚添付しますので、ご覧ください。学生たちの笑顔が、今日一日を物語っていると思います。お祈りいただき、心より感謝いたします。

コロナ禍の収束はなかなか見えませんが、学生たちの安全に万全を期しながら、徐々に学びの活動を拡げていけることを心から願っております。