3年 日本語演習III (川井ゼミ) 日本語日本文化学科

2011年05月31日
 投稿者:大竹薫子・倉本沙姫
 ゼミ/授業名:川井ゼミ

川井先生のゼミでは、日本語教員を目指している学生たちが『みんなの日本語』という教材の不足している部分を討議し、導き出しています。
一人ひとり、導入の方法を考え、教材を自作、実演し、工夫を凝らした点、まだ不十分な点を話し合っていきます。

川井先生は、体や物を使っていかに「文法的意味」を伝達するか、わかりやすく教えてくださいます。
「あります」って、そもそもどういうこと?
「最上級の表現」って、そもそもどこでだれが使っているの?
「そもそも」系の質問には、発表者、目が点。絶句することがしばしあります......。
実践的なゼミなので、普通+αのスキルを身につけるべく、皆で日夜、頑張っています。

担当教員:川井 章弘

私たちの言語生活 — 例えば、友だちにしてほしいこと、してほしくないことを伝えたり、時には、依頼や誘いを断ったりという生活 — は、常に交友関係を脅かしかねない要素にあふれていると思いませんか。そんな我々の母語を皆さんからすくい上げ、共に、体系的に見直していきたいと思っています。

川井 章弘