国際交流いろいろ日記

国際交流/国際感覚を養うためには、いろいろな手段があります。 海外に留学することもそうだけど、学内で学ぶ留学生と交流することもその一つ。 異文化の中で生活をするということに、驚き戸惑いながらも成長してゆく学生のリアルな声や学内でのいろいろな国際交流をご紹介いたします。

韓国の聖公会大学に協定留学している学生からの報告書 1 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年2月より2015年8月までの予定で、韓国の聖公会大学に協定留学している学生より報告書が届きました。

韓国(聖公会大学)留学生の声 1

韓国に留学に来て、約3か月がたった。私は6か月留学のため、韓国で生活するのは残りあと半分だ。3月から練習してきた日本語で演劇をするサークルも今週の水曜日から本番がスタートし、今日で最終公演を迎える。このサークルに入ったことで韓国人との交流も深まり、韓国語を話す機会も増えたので、このサークルに入ってよかったと思っている。公演が終わったらサークルのメンバーで集まることはないが、サークルがなくても一緒に勉強をしたり、一緒に遊びたいと思っている。

今週の月曜日から、夏学期の語学堂が始まった。今学期は3級を勉強する。もう始まってから4日がたったが、3級では2級の文法・単語を理解していないと理解できない、そして文法の難しさも2級とはだいぶ違い、これから語学堂以外でどれだけ勉強して、理解していくことが大切だと思う。5月のヨンチェ先生から課題は、韓国で流行っている本を読んでレポートを書くという課題だったが、本を読むことは韓国語の勉強にもなるし、韓国社会を知ることができる勉強にもなるので、聖公会大学の図書館などを利用して韓国語の本をもっと読みたいと思っている。

5月の終わりには聖公会大学の文化祭もあった。恵泉の文化祭とは雰囲気は全く違い、楽しく参加することができた。そして文化祭は3日間にわたって行われたのだが、3日間とも夜になると盛り上がりが増して、生徒たちが学校内で飲み会を開いたりなどしていた。韓国では昼間から学生がお酒を飲んでいたり、学校内で学科の飲み会・個人的な飲み会を開くなど、日本の大学ではありえないことが起きていて正直とてもびっくりしている。学生と会話や、交流をすることで文化の差を感じることも多く、もっと韓国の文化についても勉強していきたい。私は自分のやりたい、興味を持ったことがあっても、行動力がなくそのままにしてしまうケースが多い。この自分自身の問題も、あと残りの3か月で克服し、いろんな場所にいき、いろんな経験ができればいいと思っている。

イギリス New Castle大学へ留学している学生から現地での生活の報告 派遣留学生の声:イギリス

2015年06月29日 

2015年4月より2016年3月までイギリス New Castle大学へ留学している学生から現地での生活の報告がとどきました。

派遣留学生の声:イギリス

こちらでの生活も、2ヶ月が経とうとしています。1日4時間、週5日授業を受けていますが、いよいよ一週間後に試験が迫っています。リスニングとリーディング、スピーキングの向上は感じていますが、ライティングが相変わらず難しく感じていて、なかなか上手にエッセイが書けません。またボキャブラリーの欠如がネックになっていて、辞書なしで文章を書くことに自信がありません。あと一週間で準備が間に合うか不安です。

5月の出来事では、まずやっと料理を始めました。近くにアジアの食品が売っているスーパーマーケットがあり、そこで日本米(アメリカ産)などを買って料理を作っています。日本で料理をするときよりもやはり難しさがあります。例えばお肉が生臭かったり、水が硬水なので扱いにくかったり、私は魚が好きなのですがなかなか日本のような新鮮で美味しい魚介類は売っていません。あと食事に関しては、寮の中国人の友達がよくご飯を作ってくれます。辛いですがすごく美味しいです。また、この間カザフスタンの友達のアパートにお邪魔したのですが、そこで軽いご飯を作ってくれました。そこで驚いたのが、カザフスタンでは目玉焼きに生クリームをかけて食べる習慣があるみたいで、食卓に置かれ、かけることを薦められました。とても美味しかったので、私も日本の人たちにオススメしたいです。

また、この間イングランドのサッカーリーグであるプレミアリーグが今季最終節を迎えました。本当はリバプール FCというチームを観に行きたかったのですが、チケットがどうしても手に入らなかったので、地元のニューカッスルユナイテッドを応援しに行ってきました。

ニューカッスルユナイテッドは、この試合に勝たなければ2部リーグへ降格になってしまうという大事な試合でした。さらに最終節、ホームスタジアムでの試合ということで、スタジアムは物凄い熱気に包まれていました。結果は2--0で勝利し、1部リーグの残留が決定しました。ゴールシーンでは、サポーターが総立ちになり盛り上がり、歌を歌い、旗を振り、とてもエキサイトしていました。また感動的だったのが、ダメ押しの2点目のゴールをつい先日癌を克服したMFのホナスが決めた場面でした。奇跡的な復活を遂げた選手の感動的なゴールに自分も立ち会えたことをとても嬉しく感じました。

こちらでの生活は、日本に居たときよりも何倍も時間の経過がゆっくりと感じられます。しかしその反面、なにもできていないまま時間が過ぎてしまっている気がする不安も感じています。もっと勉強したいことや手を広げたいことがあるのに、時間が間に合わないというもどかしさを感じる毎日でもあります。就活のことも考えながら、自分自身がこちらでどのような経験をして、なにを学び過ごしたかということを、日本に帰ってきたときにどんな風に話すことができるのだろうと、よく考えています。

British Columbia大学に留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:カナダ

2015年06月29日 

5月からはレベルが上がり、新しいクラスになった。ちょうど3か月が経ちこの留学の折り返し地点に来たのだが、新しいクラスメイトや先生になったことで、初めてバンクーバーに来た時に感じた少し緊張した気持ちを思い出した。また最近はレインクーバーと呼ばれるほど雨が多いバンクーバーも、晴れの日が続き暑くなってきた。

さらに嬉しい事に、5月の中旬から1か月限定で、ケベックから100名ほどの生徒が英語を勉強しに来た。ケベックの人々は第一言語をフランス語としているためである。私にとってとても良い機会だと思う。また、私は5月の終わりに学校のアクティビティーで、ウィスラーという街へ行ってきた。ウィスラーの旅行は1泊2日だった。

ケベックの学生と同じ部屋になったのだが、彼女たちはとても親切で素敵な出会いになった。ウィスラーは美しい山があり、見ているだけで癒され、改めてカナダは自然が美しく素敵な国だと感じることができた。そのウィスラーの旅では、韓国人の友達がたくさんできた。共に夕食を作り、たくさん話をして仲を深めることができた。韓国の文化を教えてもらい、日本の文化も教えた。時には真剣に歴史の話をすることもあった。バンクーバーに来て学校に通い始めてから、様々な国の人々と友達になることができ本当に嬉しい。

もし留学していなかったら出会うことができなかったと思うと、特別な経験をしているのだということが身に染みる。留学してから、さらに他の国の文化が知りたい、言語を学んで彼らと会話をしたいと思うようになった。それが、英語を勉強したい、留学したいと思ったきっかけだったと改めて思い出した。今、私は英語でたくさんの国の人と話すことが楽しくて仕方ない。まだまだ英語力は足りないうえに、カナディアンと話す機会を増やさなくてはいけないことも分かっている。残りの3か月は、より多く友達をつくってたくさん会話をしたいと思う。

中国(杉達大学)協定派遣留学生より3 派遣留学生の声:中国

2015年04月30日 

3月5日から始まった上海での生活も、あと数日で2か月が経過するところだ。4月は上海にも春が訪れ、急激に過ごしやすくなったと思う。また、生活にも慣れ、多くの中国人の友人との出会いもあった。勉強面でも、面倒見がよく毎日の生活を気にかけてくれる先生ばかりでとても助かっている。

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中国(杉達大学)協定派遣留学生より2 派遣留学生の声:中国

2015年04月30日 

中国に来て2ヶ月が経過した。2ヶ月が経過して、たしかに来た時よりは中国語を聞き取ることができているが、それでもまだまだスムーズに会話をすることはできない。もっと中国語に触れる機会を作らなければいけないと思う。

勉強面では、今のところ授業についていけないなどの問題はない。私たちの中国語のクラスは、月・火・木がwritingの授業、水・金がlisteningの授業で、writingはビジネス中国語と教科書を並行して行っているので、教科書の進みは遅いが、ビジネス中国語は難しいためとても勉強になる。listeningは進みが非常に早く、早く新出単語を覚えないと授業についていけなくなるため、良い意味で追い立てられていてとても充実していると思う。体育や英語の授業でも、新しい友達ができ、共通の趣味がある友人も見つけることができた。お互いの宿舎に遊びに行ったり、一緒にご飯を食べたり、好きな歌手のコンサートのDVDを見ることもできた。まだまだ話したことがない人も多いため、どんどん輪を広げていけたらいいと思う。

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