子育て支援についてのご報告~その2~

2021年07月19日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

子育て支援に関する7月5日のご報告に続けて、本日は私が代表理事を務めているNPO法人あい・ぽーとステーションの活動についてご報告させていただきます。

本法人は東京都港区南青山と千代田区麹町に2つの子育てひろばを開設し、またこの春からは港区表参道にオープンした『子ども家庭総合支援センター』内の「親子ふれあいひろば」の運営にも携わっております。
この度、活動開始以来18年に及ぶ活動を、日本評論社から『共生社会をひらく シニア世代の子育て支援 子育てひろばあい・ぽーと2003~2021』(大日向雅美+NPO法人あい・ぽーとステーション著)として上梓の運びとなりました。

本書をまとめるに際して、「あい・ぽーと」の誕生から今日までを振り返る機会となりましたが、地域の人々・各地の行政・企業等々の皆さまから温かなお支えをいただいてきたことが昨日のように思い返され、改めて感謝を深めさせていただきました。
特に、恵泉女学園大学との協働では、親子で楽しむ有機園芸(キッズ交流ガーデン)や、卒業生・社会人を対象とした「生涯就業力講座」、女性国会議員と語る会を開催した他、「対人援助論」の授業や韓国の梨花女子大学との学術交流協定等で、本学の学生たちがNPO活動の一端にふれる体験の場となってきました。

なお、港区表参道の『子ども家庭総合支援センター』は、「子ども家庭支援センター」と「児童相談所」「母子生活支援施設」からなる東京都で初めての複合施設です。建設に際して近隣からの反対などが大きくニュースに取り上げられて全国的にも話題となりましたが、関係者の方々の多大なご尽力で無事にスタートが切られました。
「親子ふれあいひろば」事業者募集のプレゼンでは、多様な人が行き交う大都市港区で、"誰ひとりとして取り残さない"支援をスローガンに、本法人が2003年から港区南青山と千代田区麹町で積み重ねてきた実績のすべてを盛り込みました。オープンして4か月近くになります。コロナ禍の中、感染予防対策に十分な配慮をとりつつ活動を続けて、毎日、利用者の親子の笑顔でにぎわっています。
先日は私の「子育てトーク」のひと時も持たせていただき、ママやパパ、そして、可愛いお子さんたちに囲まれて楽しいひと時を過ごしました。

2021年4月からオープンした『港区子ども家庭総合支援センター』と「親子ふれあいひろば」

本法人の活動も、18年近くとなり、「子育てひろば」「理由を問わない一時保育」「地域の子育て・家族支援者(厚生労働省認定「子育て支援員」)養成」「小規模保育」(3か所)の運営等々多岐にわたっております。こうした活動全体を束ねている法人事務局長の池田由記さん、子育てひろば麹町の施設長の早坂今日子さんは、共に本学の卒業生です。卒業生の活躍に支えられ、共に働かせていただいていることもまた、何よりの喜びと感謝です。
NPO法人あい・ぽーとステーションについては、こちらをご覧ください。