チェンライ農村ホームステイ

2014年09月21日  投稿者:トゥッケイ(国際社会学科3年)

今回私たちはチェンライ県にあるプラチャールワムミット村とパンラオ村という二つの行政村で成り立つ村にホームステイをさせていただきました。彼らは元々東北タイ(ラオスの国境付近など)で生活をしていた東北タイ人ですが、東北の地域は干ばつが起きやすく、農地に適していないため、豊かな農地を求めて北タイに50年ほど前に移住してきたそうです。世帯数が増えたことにより、村を二つの行政村に分けたそうですが、通りかかる人全員に話しかけたり、ご飯やおやつを共にしたりと、二つの村に分かれているとは思えませんでした。村の人は皆気さくで、散歩をしていると「家に来なよ!」、「ご飯食べる?おやつは?」と誘ってくれ、家にお邪魔すると、「もっと食べな!どんどん食べな!太って帰りなさい」ととても気にかけてくれ、おばあちゃんの家に遊びに来たかのような気分になりました。またタイ語で会話をし、やり取りをすることがうまくできない私たちにも会話をたくさん振ってくれ、会話が成立しなくても笑って「大丈夫。大丈夫。」と言い、タイ語を教えてくれるなど、温かい環境の中で生活することができました。

2日目の夜は、村で機織りができる4人のお母さんが織った東北タイの民族衣装や、コットンのストール、蚕から育てたシルクのストールなど村のOTOPの製品を買いました。私は私がお世話になった家のお母さんが織ったという民族衣装のスカートを買ったので、はくのが楽しみです。

織り糸の準備

村のお昼

村のお母さんたちが作った布を買いました