山地民の村ホームステイ

2023年10月03日  投稿者:PH  3年 N.M

私たちはチェンマイ大学留学生寮から車で約2時間の所にあるカレン族の村、ヒンラートナイ村で2泊3日、ホームスティさせていただきました。豊かな森に囲まれているヒンラートナイ村では、精霊信仰や焼畑農業などの伝統文化が守られ、自然と共存した暮らしが営なまれています。人口は20世帯115人で、森で採れたタケノコやお茶、蜂蜜などを売って現金収入を得ています。

ホームステイを終えて印象に残ったことが3つあります。1つ目は、沢の流れる音や鶏の鳴き声です。私のお世話になった家は近くに沢がありました。最初は「沢の流れる音」を「雨音」だと勘違いしていて、「朝から雨か」と気分が沈んでいましたが、外に出て違うことがわかり驚きました。村の朝は鶏の鳴き声で起こされます。鶏に起こされたことがなかったので新鮮な体験でした。なお、村人は鶏の鳴き声で時間がわかるそうです。

2つ目は、夜は暗く、懐中電灯なしでは歩けなかった体験です。日本では夜になると街灯が数メートルおきにあり足元が照らされ明るいですが、この村は電気がなく、ソーラーパネルで電気を蓄えて生活しています。そして寝る前に電気の元を切ってしまうので、時間が経つと真っ暗になり、何も見えなくなってしまいます。そんな暗闇の中、村人は頭にライトをつけて行動していました。私は携帯のライトを付けながらトイレなどに行きましたが、一歩一歩とゆっくり歩かなければ転びそうな暗さでした。

3つ目は、村人は身体能力が高く身軽なことです。2日目に森の中を歩いて田畑に行く際、村人はサンダルで身軽に歩いていました。村の畑は平地ではなく山の急斜面にあり、私の身長くらいある陸稲や他の作物も植わっていたので、とても歩きにくく、私は畑の上まで上ることができませんでした。しかし村人は陸稲や作物を踏まずにスイスイと上り、私たちのお昼ご飯の野菜を採ってきてくれました。また村人はサンダルで木に登り、食べられる木の実も採ってくれました。

2回目の村のホームステイでしたが、循環型の畑に行ったり、鶏の鳴き声に起こされたり、日本ではできない体験をすることができました。

循環型畑で