創立者河井道先生を思う1週間

2020年10月19日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先週は<K-Week(河井道メモリアル)>でした。
毎年、10月に創立者河井道先生を覚えて、卒業生や恵泉に長く携わってこられた方々をゲストにお迎えしてチャペルアワーを行っています。
今年度はコロナ感染拡大の影響もあって、チャペルで執り行うことができず、オンライン配信となりました。
登壇してくださった方々と感話・奨励題は次の通りです。

Part.1 「いま、そしてこれからのために考えること」

波多野 吏 さん(2016年度歴史文化学科卒業生)

〈プロフィール 〉
2011年3月聖パウロ学園エンカレッジコース卒業。2013年4月 人文学部歴史文化学科入学。学生時代は学生宗教部シャロンに所属し、活躍。2017年3月、園芸療法士の資格取得。卒業後、社会福祉法人開く会共働舎に入社。現在は園芸部門に所属し、知的障がい者と年間4万鉢の苗の生産を行う。

Part.2 「平等に与えられた時間の中で」

富本 悠 さん(2007年度人間環境学科卒業生)

〈プロフィール 〉
生まれも育ちも多摩市。在学中は4年間聖歌隊のメンバーとして活躍。2008年3月恵泉女学園大学人間環境学科を卒業。卒業後は株式会社みずほ銀行に就職、現在13年目を迎えた

Part.3 「河井先生の目指されたこと」

高田 春彦 先生(元恵泉中高音楽教諭) 

〈プロフィール 〉
青山学院大学文学部神学科、洗足学園大学オルガン科卒。オルガン、教会音楽を奥田耕天氏に師事。啓明学園女子学院、福岡女学院、恵泉女学園(1981-2006)にて計33年間音楽科教師を勤める。その後2012年まで桜美林学園、横須賀学院にて聖書科講師。現在、平塚富士見町教会オルガニスト、日本基督教団讃美歌委員、奏楽者連絡協議会会長。

河井道先生のお言葉とお姿が、それぞれの方の今に確かに受け継がれていることが語られています。豊かなオルガンの響きの中で、河井道先生への思いを新たにするひと時に恵まれましたことを、ここにご報告させていただきます。
なお、お話しいただいた内容は年度末に発行される『恵みの泉』に掲載される予定です。