タイ・チェンマイからの手紙 「長期フィールドスタディ」体験記

恵泉女学園大学では、日本や外国を理解する際に、机上の知識だけでは学び取ることのできない人間的な理解こそ必要だと考えています。恵泉女学園大学では国外現地授業として、約5ヶ月間タイで実施される長期フィールドスタディが用意されており、今も、多くの学生が現地で学んでいます。そんな様子を学生の皆さんが現地からレポートいたします。

講義 北タイの文化社会

2017年09月27日  投稿者:国際社会学科3年 高瀬 彩佳

私たちはチェンマイ大学美術学部を卒業し、タイの文化イベントやタイ様式ホテルなどの総合プロデューサーをしているテム先生の家に行き、北タイの文化社会を学びました。仏教のお釈迦様にお供えする花束作りを体験させていただきました。

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体験学習テーマ発表

2017年09月26日  投稿者:国際社会学科3年 村上あす美

私たちはISDEP(Institute for Sustainable Development Education Promotion)を訪問し、スタッフのヌイさんとウアンさんに各自の体験学習テーマについて発表しました。ISDEPは私たちの体験学習を毎年サポートしてくださっている教育系NGOで北タイ開発財団の傘の下で活動しています。財団には他にも土地問題を抱えている村の農民をサポートするプロジェクトも実施しています。

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講義「カンチャナブリ泰緬鉄道と日本の戦争史」

2017年09月22日  投稿者:国際社会学科3年 Daao

私たちは、8月28日から9月1日の5日間でチェンライにフィールドトリップをしてきました。そして最終日に、9月末のカンチャナブリフィールドトリップの事前授業として、京都精華大学名誉教授のボゲット先生のお宅で泰緬鉄道についての講義を受けました。

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NGO訪問:DEPDC(Development Education Program for Daughters and Communities)

2017年09月20日  投稿者:国際社会学科3年 横尾朱音

8月31日、チェンライにあるNGO法人Development Education Program for Daughters and Communities(以下DEPDC)に訪問しました。1989年に設立され、当初は、人身売買に遭う危険性のある女の子や、児童労働をさせられている女の子を対象に教育を提供していました。しかし時代が変わるにつれて、女の子だけでなく、男の子の保護も必要だと考え、21年前の1996年から、男女ともに教育を提供できるよう方針を変えていきました。そして現在では、人身売買や児童労働だけでなく、貧困や育児放棄、家庭崩壊など様々な問題を抱えた子どもたちに教育を提供しています。

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NGO訪問 ミラー財団を訪問して

2017年09月18日  投稿者:国際社会学科3年 村上あす美

8月29日、私たちはチェンライ県にあるミラー財団(The Mirror Foundation)を訪問しました。ミラー財団では10以上の山岳民族を対象に山岳民族の生活の向上と文化継承のサポートをしているNGOです。

今回は恵泉の卒業生で、ミラー財団のスタッフとして働いている伊能さくらさんに山岳民族が抱える問題とその背景・要因についてお話を伺いました。

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