2022年5月30日

Theories of Language Development 英語コミュニケーション学科

2022年05月30日
 ゼミ/授業名:越智ゼミ

本日の授業では、第一言語習得はB. F. Skinnerに代表される行動主義心理学に基づく立場と、人間には生得的に言語機能が備わていると考えるNoam Chomskyの考え方を学びました。行動主義心理学によると子どもは環境(親など)で使用されている言葉を模倣し、それが強化されるこにより(褒められたり、コミュニケーションに成功する等)、正しい言語を習得すると考えです。これに対し生得主義(innatism)は、環境で使用される言語は不正確なものも多く、それだけで語習得するのは難しい(刺激の貧困)。また、親は子どもの間違えを逐一訂正するわけでもないのに正しく話せるようになるのは、何かしらの言語能力が生まれながらに備わっているのではないかという考え方になります。

*上の図は、Skinnerが開発したオペラント条件付けの実験に用いた道具。ラットがレバーを引くと餌が出てくる。

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