恵泉女学園大学

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ノーベル平和賞募金の報告

2017年12月18日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

12月10日、今年のノーベル平和賞授与式がノルウェーのオスロで開かれました。
受賞団体・核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営委員の一人が本学講師の川崎哲先生です。"今回の受賞の真の貢献者は、自らの体験を世界に発信し続けてきた広島・長崎の被爆者の方たち。受賞式にはできるだけ多くの被爆者に参加してほしい"との川崎先生の希望を受けて、募金キャンペーンを始めたことは10月30日のこのブログで書かせていただきました。

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実りの秋を迎えて~その2~ 有機園芸から学ぶ子育ち・親育ち

2017年12月11日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先週は多摩キャンパスでの収穫感謝祭についてご報告いたしました。
今週は東京都港区の子育てひろば「あい・ぽーと」での実りの秋についてのご報告です。

子育てひろば「あい・ぽーと」は、元港区立幼稚園の跡地を活用した施設です。老若男女共同参画で地域の育児力向上をめざしているNPO法人あい・ぽーとステーションが2003年から区と協働で運営していて、私が法人の代表理事とひろば施設長を務めています。
もともとが幼稚園でしたので幸いなことに園庭があります。この園庭に開設当初から澤登早苗先生(社会園芸学科)の指導のもと、恵泉女学園大学と協働で有機農法を用いた「キッズ交流ガーデン」を展開しています。

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実りの秋を迎えて~その1~

2017年12月04日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

日ごとに秋が深まり、実りの季節を迎えました。
11月16日、多摩キャンパスでは収穫感謝祭が行われました。

礼拝感話は大学院平和学研究科2年の田中裕夏さんの「恵泉畑がつなぐ輪」。
収穫感謝祭にふさわしいお話でしたので、ここにその一部を紹介させていただきます。

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ある秋の日のキャンパスで

2017年11月27日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

入試シーズンに入りました。入試の時は学生や外部の方は構内立ち入り禁止になります。推薦入試が行われた先日の土曜日、人気(ひとけ)のないキャンパスをさまよってみました。
(入試の時の学長の任務は何かの時のために構内にいることだけで、所在ないものですから。入試業務で忙しい教職員の皆さん、ごめんなさい)。

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子どもの世界に拡がる格差を憂う

2017年11月20日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

今年は恵泉女学園が創立されて88年目。その記念式典が11月2日、世田谷キャンパスで催されました。記念講演の講師は、昨年、日本人で初めて国連の子どもの権利条約委員に就任された大谷美紀子弁護士でした。「大人たちの身勝手で、世界中の子どもの人権が踏みにじられている。子どもの人権は等しく守られなくてはならない」という大谷先生の思いが溢れたお話でした。

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