パンラオ村ホームステイ

2022年09月13日  投稿者:IS 3年 M.M

私たちはタイ東北部から北部チェンライ県に豊かな農地を求めて移住した東北タイ人の村、パンラオ村に2泊3日、ホームステイさせていただきました。今でも多くの村人が農業で生計をたてていますが、子供の教育費などを稼ぐため海外に出稼ぎに行く村人が多い村でもあります。私がお世話になった家のお父さんは韓国に、お母さんは台湾に出稼ぎに行ったことがあり、現在は、長女がアメリカで働いています。

パンラオ村の村人は心暖かく、親切で、村人同士の仲も良く、畑に行く際にすれ違えば話をしたり、自分の家でなくてもあがって昼寝をしたり、家のご飯やおかずを持ってきて一緒に食べたりしていました。

ホームスティ中、印象に残ったことは、早朝、パンラオ村のお母さんが織った布の巻スカートを履いて、托鉢をしたことです。道を歩くお坊さんが見えるとまず履いていた靴を脱ぎ、跪き、お供え物のもち米を頭よりも上に上げ、その後、立ち上がり、そのもち米をお坊さんの鉢に入れました。初めての経験でしたが、見様見真似でやってみました。

また一番興奮した出来事は、日本では乗ることのない荷台付きバイクの荷台に乗ったことです。乗り心地は普通ですが、一面緑の畑の中をバイクで走り抜けるのは気持ち良かったです。また畑にあるココナッツの木からココナッツを採り、その場で取り立ての新鮮なココナッツの果汁を飲み、果肉を食べたこと、畑から見る自然豊かな光景は忘れられない思い出になりました。

バイクの荷台に乗せてもらいました。