タイ長期FSで学んだこと

2020年02月12日  投稿者:IS2年 ひかる

こんにちは。2019年度タイ長期FSに参加した国際社会学科2年の甲賀光留です。今回のブログは、タイ長期FSで学んだことについて書いていきたいと思います。

タイ長期FSの前半は、エスニックグループ、農村開発、カンチャナブリなど様々な課外活動や、タイ中部フィールドスタディ、タイ北部農村ホームスティなどを行っていたので、まず第一に学んだことといえばタイのことといえます。

タイ長期FSに参加する前、タイのイメージは象、仏教、南国、というものでしたが、上記にあげた体験を行いタイ人と触れ合い、話していくうちにタイというものを深く学べたと思っています。例えば、タイに住むカレン族、モン族、アカ族などの多種多様の少数民族が暮らしており、差別や偏見があったこと、日本軍がカンチャナブリ県で泰緬鉄道を建設する際に大勢の犠牲者を出してしまったことなどです。まだ、タイのことを全て学べたわけではありませんが、私はタイで広く知られている出来事さえ知ることがなかったので、タイ長期FSで学ぶことができ本当によかったと思っています。

また何より、パガニョーの死生観を学ぶことができました。死後のことは誰にもわかりません。なので、パガニョーまた人々は死後の世界、死について想像し言葉で表現してきたと思います。わたしは、パガニョーが伝承してきた死生観を学ぶことができて本当に光栄でした。

ヒンラートナイ村、田んぼから集落への森の道