タイ農村 パンラオ村ホームスティ

2012年09月14日  投稿者:近藤 衣純(国際社会学科3年)

チェンライ県にある東北タイから移住してきた東北タイ人が暮らすパンラオ村で2泊3日、ホームスティを しました。到着してすぐ私たちを歓迎する儀式が行われました。村人は遠くから訪れた人は、肉体は 移動していても、身体の中にいる32の生霊は一緒に移動していないと考え、私たちの身体を完全な 状態にするために、どこかに行っているかもしれない32の生霊を呼び戻し、肉体と32の生霊を結合 させる儀式を行い、私たちの健康と幸せを祈ってくれました。

ホームスティ2日目の朝、ホームスティ先のお母さんと一緒にお寺へ托鉢をしに行きました。カオニィオ と呼ばれるもち米とおかずを一品持ち寄ってお坊さんに捧げました。朝の托鉢は近所の人との コミュニケーションを図る場所ともなっていました。

この日は、地元の小学生と絞り染め体験を行いました。その後ホームスティ先のお父さんの田んぼに連れて 行ってもらいました。夜は村人の家で日タイ文化交流を行いました。私たちはソーラン節を披露し、村人 からはタイの伝統舞踊を教わりました。

最終日、ホームスティ先のお母さんから手作りの布をプレゼントしてもらいました。私たちを暖かく迎えて くれたホームスティ先のお父さんとお母さんに感謝の気持ちでいっぱいです。短い間でしたが村での 生活体験は今後の体験学習テーマ研究を考える重要な時間となりました。

ホームスティ先のお父さんとお母さんと

招魂儀礼

パンラオ村の小学生と絞り染め

ソーラン節

東北タイ プータイ族の衣装と踊り