チェンライ・フィールドトリップを振り返って

2012年09月17日  投稿者:山田 紗亜弥(国際社会学科3年)

チェンライフィールドトリップでは様々な場所に訪れました。まず、保健所と提携して健康に 関する色々な知識・治療、リハビリを地域の人に提供しているお寺に行きました。ここでは マッサージやハーブトリートメントを使ったタイ式医療や針治療などの東洋医療、そして近代 医療を地域の高齢者はもちろんのこと、遠方からやってきた治療を必要とする患者さん、観光者 に提供しています。遠い人では、バンコクから来て、お寺の宿泊施設で宿泊しながら毎日、治療 を受けています。リハビリは月曜日から金曜日、マッサージは毎日営業しているとのことなので、 帰国するまでに一度マッサージをしてもらいに行きたいと思っています!

次に、恵泉の卒業生である、さくらさんが活動しているミラー財団にお邪魔しました。このNGO では山岳民族の生活向上を目的としてエコツアーやフェアトレード、自然災害防止など様々な活動 をしています。異国の地で伸び伸びと仕事をしているさくらさんはとても輝いていました。

今回、私たちはチェンライ県にあるパンラオ村という村で二泊三日お世話になりました。私はニー お母さんのお宅にお世話になりました。ニーお母さんの家庭は四人家族なのですが、夫が台湾に 出稼ぎにいっており、娘はチェンライ市内の大型スーパーのレジで働き、息子は寺で出家している ため、今は一人で暮らしているとのことでした。出稼ぎというと女性が行くというイメージが 強かったので、村内で男性が出稼ぎに行くことが多いことを知り驚きました。

村にいる三日間はお寺に行って托鉢をしたり、冷たい水で体を洗ったり、絞り染めを近くの小学生 と共に行ったり、伝統の踊りを習って踊ったりと全てが初体験でとても楽しかったです。

村を後にし、ゴールデントライアングルに途中よりました。ゴールデントライアングルはタイ、 ミャンマー、ラオスを一度に見ることのできる場所です。そこからミィヤンマとの国境の町 メーサイを経由してチェンライに戻りました。夜は市内にあるナイト・バザールに行きました。 ナイト・バザールは可愛い小物や雑貨、洋服などがいたるところに販売しており、何時間いても 飽きない所でした。
チェンライフィールドトリップは長いようであっという間でした。チェンライを十二分に満喫する ことのできた三泊四日でした!!

パンラオ村でお世話になったメニーさんと

ゴールデントライアングルから見た景色

ナイトバザールにて