北タイの文化・社会の課外授業

2012年09月12日  投稿者:白井 恵花(国際社会学科3年)

北タイの文化・社会を学ぶためにチェンマイにある高級ホテル、ダーラーテーウィを 訪問しました。このホテルは、北タイの文化や歴史・社会を目で見える形で残そうと いうコンセンプトで建設されました。

中に入ると、ホテルとは思えないような広さで、たくさんの木が生い茂り、田んぼや 北タイ様式の家屋やお寺もとてもきらびやかでした。イギリスのウィリアム王子も お忍びでここに来たということで、私のテンションは一気に上がりました。

このホテルをプロデュースしたテム先生にに北タイの文化・社会についてお話を 聞きました。一番印象的だったのは、北タイでは母方の祖先霊を信仰するため、 家を継ぐのは女性だということです。

末っ子の娘が家を継ぎ、男性は結婚するときに女性の家に入る習慣があった そうです。女性が家のことを仕切り、いろいろな決断力をもっているという話を 聞いて、女性がエンパワーメントされているなと感じました。

話を聞いた後、みんなで北タイの民族衣装を着せてもらいました。民族衣装の 織の柄はもちろん手作りで、柄のひとつひとつ意味があり、これを見ただけで どこの地方に住んでいる民族なのかがわかるそうです。

何も知らない私にとっては、見ただけではただ綺麗だなと思うだけですが、 ひとつひとつの物や行いには意味があり、それがとても重要なことなのだと この日学ぶことができました。

ホテル内でサワッディチャオ(こんにちは)

北タイの文化・社会のテム先生と