【特集】特別スカラシップ入試
4年間で最大300万円の奨学金が給付されます!

ここが知りたい! 特別スカラシップ入試

特別スカラシップ入試(特スカ入試)とは、意欲のある受験生に入学後イキイキと学んでもらうことを目的にした、奨学金つきの入試です。この奨学金は返還の義務がありません。
12月に行われる試験で他大学との併願が可能です。入学検定料は1000円です。
本学のAO入試合格者も受験できます。

特別スカラシップ入試はこんな人に向いています。

  • 名前や偏差値ではなく、学んで面白い大学を選びたい
  • 奨学金をもらって海外留学などの費用にあてたい
  • 親になるべく負担をかけたくない
  • AO入試で合格となったが、さらに奨学金を獲得したい
  • 他大学の一般選抜も受験する予定だが、その前に恵泉の特スカ合格を確保しておきたい (手続き期間は2月25日(土)まで

そんなあなたをサポートするための入試です!

入試成績に応じて、以下の4段階のスカラシップ特典があります。

  • 特典1 授業料全額免除、最大4年間で300万円
  • 特典2 授業料半額免除、最大4年間で150万円
  • 特典3 授業料半額免除、最大1年間で37.5万円
  • 特典4 一般選抜免除

試験は国語・英語の2科目で、マークシート方式で行います。
出願期間は11月1日(火)~12月6日(火)、 試験日は12月10日(土)です。
詳しくはこちらをご覧ください。

過去の入試データはこちらです

大学見学&オンライン個別相談のご案内

平日に学校見学とオンライン個別相談を実施中です(要予約)。
LINEで個別相談」も受け付け中です。

毎週火曜日放課後のテーマ別WEBオープンキャンパスでも個別相談を受け付けています(要予約)。

こんな学生が特別スカラシップ入試で入学しています!

松本千佳さん(2019年度入試 人文学部英語コミュニケーション学科)

松本千佳さん(2019年度入試 人文学部英語コミュニケーション学科)どうして恵泉に入ることになったのですか?

大学では語学とジェンダーについて勉強をしたいと思っていました。共学の大学よりも女子大の方がジェンダーに力を入れていると感じたので、女子大を志望していました。
一般受験を考えており、センター試験前に一般受験でも併願で受験できる受験方法を探していたところ、「特別スカラシップ入試」を知り、受験を経て、4年間授業料半額免除の枠で合格できたのです。
一般受験で合格した大学と比較し、授業料減額や海外留学体験学習プログラムの選択肢が多いこと、自然豊かなキャンパスに惹かれて恵泉に決めました。

入学してどうでしたか? 期待通りでしたか?

授業・課外活動どちらも幅広い学びや挑戦する機会があり、満足しています。
私は「英語コミュニケーション学科(EC)」に属しているのですが、恵泉のECは、英語を学ぶだけでなく、英語を使って触れることができる世界の人々との「コミュニケーション」、異なる「文化」や世界や地球が直面する問題などを知識&体験として学ぶことができるのです。

前記したように、私の場合、「語学」と「ジェンダー」が大学を選んだ動機ですが、しかし入学後、それ以外の授業、たとえば「宗教学」や「国際情勢論」などのクラスを受講したことで、今世界で起きている出来事を同時進行で学べ、アカデミックな学びの深さと、そこから得られるドキドキするような知的好奇心の高まりを体験できたのです。
学年を重ねるごとに、社会に関心を持ち続けることの大切さも実感できる様になりました。

課外活動ではフィールドスタディ(FS)に参加したことが印象に残っています。
私は世界遺産でもある「スペイン/サンティアゴ巡礼FS」と、アイヌの人々の文化を学ぶ「北海道FS」に参加しました。
実際に現地を訪れることで、人々と話し、様々なものを見て、匂いを嗅ぎ、手で触れることができたのです。こうしたことを通じ、インターネットで調べるだけでは分からない多くのことを学ぶことができました。こうした経験を通し、異なる様々な視点から物事を考えられるようになったこと、多様な世界があることを皮膚感覚として体験したのです。

学科・学年の壁を超えて様々な学生と交われる恵泉だからこそ、様々なバックグラウンドを持つ仲間ができたことも私の宝になっています。

もちろん先生方と学生の距離が近い恵泉では、日常的にそれぞれの分野の専門家である教授陣に質問でき、アドバイスも貰えます。
何か挑戦してみたいけど具体的な手がかりが掴めていない時でも、親身になってくださる教職員が気軽に相談にのってくださるので、不安なく学生生活を送れます。

恵泉で学んだことが、将来、どのように役立つと思いますか?

スペイン/サンティアゴ巡礼FSやコロナ禍の大学生活から、状況や変化に合わせて柔軟に対応することを学びました。
たとえば、実際にスペイン/サンティアゴ巡礼FSは、本来、2022年2月~3月まで900キロ近くを10人の学生たちと歩く予定でした。しかし、ヨーロッパにおけるコロナ禍の発生により、およそ半分に短縮した上で緊急帰国。全員無事だったのですが、ここで学んだのは、まずは「Best」な選択を目指す。しかし、それが無理だと分かった時も、決して諦めず、心を折らず、最後の最後まで「Better」な可能性を、希望を失わずに模索し続ける。そうすることできっと「Worst(最悪)」を回避できるということです。

「Best」探し、「Better」を模索し、「Worst」を回避。それこそが私が目指す未来の自分です。
この経験は卒業後に出る社会生活でもきっと、いえ生涯を通じ、どんなに自分の周りの環境が変化しても、イキイキと自分らしく困難な状況を生き抜く「本物の力」になってくれると確信しています。

守屋亜純さん(2014年度特別スカラシップ入学)インタビュー

守屋亜純さん(2014年度特別スカラシップ入学)どうして恵泉に入学することになったのですか?経緯を教えて下さい。

中高はクラブ活動に専念

中学から高校までずっとクラブ活動(剣道)に専念してきて、それなりの成績を修めることができました。大学進学にあたってはスポーツ推薦(慶応大学)も可能だったのですが、自分の中で剣道は一区切りついていたのと国際問題の勉強をしたかったので止めました。

国際関係に関心

国際問題に関心を持ったのは、高校2年生の時に知り合いの紹介でカンボジアに行く機会があり、小学校建設の活動を行ったことがきっかけです。その後、高校3年の夏休みに再びカンボジアに行ったのですが、徐々に学校建設という支援活動のあり方に疑問を持つようになり、国際協力や援助のあり方を改めて学びたいと思いました。

恵泉との出会い

インターネットでキーワード「国際関係」を入れて検索をしたところ、候補として出てきたのが、共立、津田塾、青山、昭和女子、そして恵泉でした。私は大学の名前や偏差値にはこだわりはなく、留学という選択肢もあったのですが、とにかく海外の現場に行けて実践的に学べる大学を選びたいと考えていました。

オープンキャンパスに参加して

自分の関心を明確にした上で、候補の大学のオープンキャンパス(OC)に参加しました。その結果、共立は「国際」とはいっても強いのは中国のみ、青山は欧米中心、津田塾は伝統はあるのですがOCで受けた模擬授業が文字ばかりのパワーポイントで興味がわきませんでした。
一方、恵泉は国際に力を入れているのは他の大学と同じなのですが、体験学習プログラム(FS)の種類が多く、また内容も長期間(5ヶ月間)タイに行けるなど魅力的でした。OCで受けた模擬授業もワークショップ形式で楽しいと思いました。また、園芸教育に力を入れていることも他大と違い面白いと感じました。すべてにおいて自分の希望と合っていました。もちろん、特別スカラシップ入試も魅力を感じた理由のひとつですが、むしろ二の次のことで、やはり全体として学べる内容や雰囲気が良くここに入りたいと感じたのが一番です。

スカラシップ入試

12月に恵泉の特別スカラシップ入試があり、受験したら幸い合格できたので、もう他の大学を受験するのをやめました。

入学してからはどうですか?期待通りでしたか?

3つの目標

入学するとき2つの目標を持って学びを始めました。ひとつめは、タイ長期FS(フィールドスタディ)に参加すること。そして二つめは、日本語教員の資格を取ることです。

教科書では学べない

授業に関しては総じて満足しています。特に、教科書に書かれていないことを非常に多く学べたのは新鮮でした。中国について目を開かされる学びがたくさんありましたし。印象に残っているのは、学内の英語スピーチコンテストに出場したこととタイ長期FSに参加したことですね。

残念なところ

マイナス点を言うとすれば、取りたい科目が取れない場合があることかな。特に国際関係で面白そうな授業があるのに、他の授業と重なっていて取れないことがありました。

後輩へのメッセージ

もし後輩に伝えることがあるとすれば、恵泉は小さな大学だし学生と教員の距離も近いので、授業以外でももっと「先生を使う」意識を持ったら良いと思います。恵泉の先生はそういう学生の意欲に必ず応えてくれるし、先生を使えば、もっと楽しく自分にとって必要な学びができるからです。恵泉は、それが可能な大学だと思います。

最後に、恵泉で学んだことや獲得したことで、どんなことが将来に役立つと思いますか?

広い視野・つながりや現場の大切さ

海外でのFS(フィールドスタディ)を通して、コミュニティの重要性やマイノリティの問題について深く考えることができました。広い視野を得ることで、既存の社会の基準が絶対ではないと知れたのも良かったと思います。そして何より、人と人とのつながりの大切さや現場を大切にする姿勢を学ぶことができました。

人に伝えたい

これらの学びの結果、「人に伝えたい」という動機が強くなり、教育に対する関心がますます高まっているところです。
最後に、タイ長期FS(フィールドスタディ)の活動先で私が出会った、あるセックスワーカー(女性)の言葉を紹介したいと思います。
“Good girls go to heaven, bad girls go everywhere”(よい子は天国に行けるけど、悪い子はどこへも行ける)。すてきな言葉だと思いませんか?自分の宝物です。生涯就業力につながるのかどうかはまだわかりませんが(笑)。

聞き手:高橋清貴(国際社会学科教員)