教養基礎演習のフィールドトリップで、「耳カレッジ(みみカレ)」に参加しました 国際社会学科

2019年12月28日
 ゼミ/授業名:教養基礎演習

11月17日に、首都大学東京で行われた耳カレッジ(みみカレ)に、教養基礎演習のゼミみんなで参加してきました。
秋学期の教養基礎演習のフィールド・トリップです。

みみカレとは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、聞こえにくい・聞こえないひとたちも、安心して東京を訪れることができるよう、東京都などの協働で、聞こえる人も聞こえない人もともに生きているという意識を広めたり、言語としての手話についての理解と関心を深めることを目的としたイベントです。

恵泉女学園大学には、4月に当事者の3名を中心に「手話サークル」が立ち上がりました!(実は、今回以前にも、手話サークルはあったのですが、なかなか続かなかったりもする・・・。)ゼミの中に所属しているひともいて、今回の「みみカレ」での大学生パフォーマンスを披露するということで、「みみカレ」の諸展示をみたり、イベントに参加するとともに、みんなのパフォーマンスを応援することができました✨

天候に恵まれ、素敵な青空でした!

恵泉女学園大学のパフォーマンスは、「君のうた」、と米津玄師さん作曲「パプリカ」の手話で歌詞を表現したダンスでした。

他大学のパフォーマンスでは、筑波技術大学によるダンス、目白大学による東京五輪音頭など普段見ることの出来ない素晴らしいパフォーマンス!すごく圧倒された!!

手話ができることでこんなに幅広い人と繋がることができるということを初めて知りました。

他にも様々な教室で手話に関するブースが設営されており、手話辞典や手話を題材としたアニメの「聲の形」などの放映がされていました。

青空が綺麗で銀杏が色付いた敷地内では、食べ物の屋台も広がっていました。タピオカやワッフルなど、寒いこの日に嬉しいお店も...

屋台に連れて行ってくださいました...💕ごちそうさまです、先生!

今回、手話に関連して、このようなイベントに参加するのは初めてだったので、今まで知らなかったことばかりでとても興味深かったです。

手話サークルのある大学にいるうちに、手話について理解を深めたいと強く感じました。

担当教員:齊藤 小百合

憲法とは、いろいろな考えを持っていて、大事なことも多様な人たちが暮らしている社会において、考え方や価値観の違いがあっても、みんながそれぞれに自分らしく、自由に生きていくために、人類が長い年月をかけて編み出した、社会の基盤を作る骨組みです。根本的な考え方や価値観が違っていても、それぞれの人が、平等に自分の尊厳を尊重される、そういう社会であるためにはどんなこと大切なのかな、といったことを考える学問の分野です。

齊藤 小百合