中国史を学ぼう 歴史文化学科

2012年07月04日
 投稿者:田中 靖彦
 ゼミ/授業名:田中ゼミ

文化学科・田中ゼミでは、中国の歴史について勉強しています。今学期のゼミも、残すところあと僅かとなりました。受講されている学生の方に、感想などをうかがってみましょう。

「中国史に関する概説書を、ゼミ生が分担を決めて輪読し、それを自分なりにまとめて発表します。そして全員の発表を聞いて、本の内容とだいたいの中国史を理解しよう! という形のゼミです。みんな仲が良いので、発表の時もリラックスしてできます! 先生の話は面白くて授業は毎回楽しく、またみんな先生のことが好きなので、出席率はめっちゃいいです!!」(S.Iさん)

「このゼミは少人数のためか、のほほんとした雰囲気で発表をしています。先生の補足説明も分かりやすく、中国史が初心者の私もとても楽しく勉強しています。でも中国の漢字の読み方は難しいですね...。」(E.Iさん)

「このゼミでは、中国史について書かれた本を各自担当を決めて、レジュメを作成し発表する形式です。ゼミ生は少なめですが、生徒同士、先生と生徒の距離が近く、個人的にとても居心地のよいゼミだと思います。」(A.Kさん)

「先生の話はとてもためになり、聞いてて楽しいです。フレンドリーで、先生癒されるー! ってぐらいみんな先生に懐いてます(笑)。おススメのゼミです。」(M.Kさん)

昨今、中国の歴史に関心を持つ学生の方も少ないと言われています。そんな中にあって、本ゼミを受講している学生の方は、中国史を初めて学ぶという方も多いですが、中国史の織りなす物語が本来持つ面白さも手伝って、みなさん大変意欲的に参加してくれています。うれしい限りです。
中国文化は、歴史を重んずる価値観を持ち、古来日本とも深いかかわりを持っています。国際社会を生きていく上で、そして何よりも日本人として、中国史は欠かせない教養だと言えるでしょう。大いに学び、そしてこれからの人生に役立てていっていただきたいと、切に願っております。

担当教員:田中 靖彦

中国の人々は、どのように三国志の時代と英雄たちを語り継いできたのでしょうか。日本でも高い知名度を誇る三国志は、それ自身が魅力に富んだものであると同時に、中国の人々の歴史観を知るための恰好の素材でもあります。様々な切り口から、中国の歴史に触れてみませんか。

田中 靖彦