心理系ゼミ生の学び 人間環境学科

2011年07月15日
 投稿者:齋藤 謁
 ゼミ/授業名:齋藤ゼミ

心理学を学んでいると、とても大変だけれどすごくおもしろい、という日々であることを感じます。
学生は、今まさにそのただ中にあり、ヒーヒー言ったり、心理学実験の結果に驚いたり喜んだりという経験を積んでいます。

3年生になると心理学にさらに深く触れ始めますし、4年生は、卒論に取り組んでいる真っ最中です。
心理学は、どういう条件ならばどうなるか、と考えてゆくので、データを扱えるようにならなくてはなりません。
専門書を読むばかりではないのです。私が臨床心理士なので、研究室でも講義科目でも、東日本大震災に関わるこころの諸問題などのきちんとした認識を伝えていますが、心理学の基本は、論理的に考えることですから、ゼミ生達は眉間に皺を寄せながら、基本的な考え方と、パソコンを使って統計や文章の処理などの技法を身につけてゆきます。
これは心理のゼミでは共通です。今年度は私の3年ゼミの学生も、2年生の「統計学」の授業に、学びつつ後輩のサポートをするため参加しています!
間もなく春学期も終わります。夏本番だけど頑張ろう!

ゼミの風景:南野校舎にて

『統計学』授業風景;心理学教員総出。メディアセンターも協力

担当教員:齋藤 謁

楽しいと思えることや面白いと感じることに出会えたり、いやなことにもしっかりと向き合えるようになったりできると、人間としての幅が広がると思います。生きていく上で、そのようなことをどのように考えたらよいかが、書物や体験を通した心理学を学ぶことで身につくといいなと思います。

齋藤 謁