2018年8月18日 の記事

カンチャナブリフィールドトリップ事前準備授業:泰緬鉄道と日本の戦争史

2018年08月18日  投稿者:国際社会学科3年 井原美波

8月16日は、翌日からのカンチャナブリフィールドトリップの事前授業として、京都精華大学名誉教授のデイビット・ボゲット先生に、泰緬鉄道と日本の戦争史についてお話ししていただきました。

泰緬鉄道とは、日本からミャンマーのヤンゴンまで行こうとしていた日本軍が、イギリスの支配していたインド洋を通ることができなかったために、自分たちが海路で行くことのできるバンコクより北のミャンマーまでを陸路で行けるようにするために建設した鉄道です。 この鉄道の建設には、日本の捕虜となっていた連合軍や、当時日本が支配していたマレー半島、インドネシア、ビルマ(ミャンマー)、タイ、インドシナなどの市民 が動員されました 。その中でもアジア人たちは一般市民にもかかわらず強制的に働かされ(彼らのことを労務者と言います)、 戦後も自分の国へ帰ることができなかった人もいます。

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