オープンキャンパスでの記念すべき初出店 社会園芸学科

2022年04月29日
 投稿者:社会園芸学科3年M.A.
 ゼミ/授業名:社会園芸実践Ⅱ

園芸を介して人と人、人と自然をつなげる実体験を通して学ぶ「社会園芸実践」の授業。今回は、恵泉オーガニックショップと恵泉CSAの活動に取り組んでいる学生からの報告です。

4月9日、恵泉オーガニックショップと恵泉CSAはオープンキャンパスにて出店いたしました。
CSAは、当日朝の採れたてのニラ、ホウレンソウ、ノラボウナ、サラダセット(レタス、ケール、ルッコラ)などの野菜の他、農場に咲く草花の花束も出しました。

オーガニックショップは、キウイフルーツジャムやオリーブオイル、CANコーヒー*も再入荷されたので、気持ちよく新年度最初の出店ができました。
初めてのオープンキャンパスでの出店ということもあり、初めは少し心配していました。でも、商品をどのように配置すればお客さんが買いたくなるのかとメンバー皆であれこれ考えながら陳列し、今までで一番綺麗に陳列ができたのではないかと思います。商品と商品の間を少し開けてゆとりを作り、お客さんが落ち着いて商品を見ることができるようにしました。また、商品の雰囲気に合うように渋めの色のテーブルクロスを敷いたり、桜を意識した可愛いピンクの布を使ったりもしました。
恵泉オーガニックショップは、キャンパス内の園芸センターでも出店しています。気になる方はぜひ買いにいらしてください。

  • キウイフルーツジャム
    山梨牧丘町産、有機・農薬不使用キウイフルーツを使用。恵泉の教員が共同代表を務める農場のもの。
  • オリーブオイル(ヨルダン産エキストラバージンオリーブオイル)
    昔ながらの農法を守り、雨水のみの有機栽培で生産されたオリーブを使用。ヨルダンの小規模農民支援のために国内のNGOの協力により誕生した。恵泉の教員が本品の試作段階から関わっている。
  • CANコーヒー(Community Agroecology Network)
    恵泉と体験学習プログラム等で交流があるカルフォルニア大学サンタクルーズ校にあるNPO'CAN'の協力により仕入れている。CANは、ニカラグアの小規模農民のために、コーヒー生産から販売まで一貫した取り組みを行っている。国内では恵泉女学園大学でしか手に入らない。

前回の恵泉CSAについての報告はこちら

担当教員:菊地 牧恵

恵泉の学生は「生活園芸」の授業で、自分で食べるものを自分でつくる経験をします。農薬や化学肥料を使わない有機園芸で栽培することで、教育農場には様々な生き物が棲み、豊かな土が育まれています。生き物の多様性、共生、循環について実践を通して学ぶ、教養教育としての生活園芸。様々な学びの土台となる分野です。

菊地 牧恵