チェンマイの歩き方

2018年08月21日  投稿者: 国際社会学科3年 根岸幸子

8月13日、チェンマイ在住で日本語情報誌CHAO(ちゃーお)の記者をしている河野節子さんに、環境に配慮して栽培された茶葉のお茶や茶葉を使ったヘルシー料理のお店Monsoon Teaで、チェンマイのおすすめスポットについてご講義いただきました。

Monsoon Teaにて河野節子さんと

おすすめスポットとして、ワットゲートやウーカフェ、ワロロット市場(ガートルアン)などが挙げられていました。ワットゲートは、ケットカラム寺というタイ北部で信じられている干支にまつわるお寺の略称で、戌年の人が一生に一度は訪れた方がいいとされています。ウーカフェは、築80年の古民家を再利用し店内を花で飾り立てられたカフェで、オーナーがアート好きであるため2階をギャラリーにしているそうです。ワロロット市場は、北タイ語で大きい市場という意味のガートルアンとも呼ばれています。3階建てで吹き抜けになっているため、階下を見ることができます。食品から衣類、雑貨まで何でも揃う市場です。中華系のお店が多く、またワロロット市場の裏手にはインド系、モン族の民族衣装・雑貨が売られています。
お話を伺っていく中で、特にワットゲートやウーカフェがあるジャンラート通りに面している一帯は、昔からあるものを大切に使って、カフェや雑貨店などのお店として再利用している建物がとても多いことに気が付きました。リフォームやリノベーションを施し、外見や内部の一部分などをもとのまま使用して趣を残した建物が多いため、建物自体の歴史やその場所で起こったさまざまな出来事を感じることができるのではないかと思いました。
写真やお話だけでなく、河野さんにご講義いただいたおすすめスポットを実際に訪れて、その場の雰囲気を感じてみたいと思いました。