第1期体験学習を終えて―ヒンラートナイ村―

2016年10月24日  投稿者:IS 3年 三浦 萌

3回に分けて行われる体験学習のうち、第一期(10/4~10/13)が終わりました。私の体験学習先はチェンライ県にあるヒンラートナイ村です。3回の体験学習を通して私はこの村でとれる蜂蜜から、持続可能な暮らしについて学びたいと思っています。まず第一期では村人といい人間関係を作ることが私の一番の目標でした。

ヒンラートナイ村は、今までタイ長期FSで沢山の学生がお世話になってきた村です。私のホームステイ先も3年前に学生がお世話になったお家でした。部屋に通されるなり、今までお世話になった学生からのメッセージがたくさん飾ってあり、そこからはとてもいい人間関係が築けていることは一目瞭然でした。私はこんなに村人と親しくなれるのだろうかとプレッシャーを感じながらも、私は私なりに頑張っていこうと思いました。

午前中は畑に行くのですが、村が山の谷間に位置するため、どこに行くにも山を登ったり下りたりしなくてはなりません。私も実際に畑に何度か連れて行ってもらいましたが、そこは日本人の私が想像する畑の姿ではなく、ここが畑だと言われなければわからない森のようなところでした。旬のマコンという実を拾いに行ったときに、小学校低学年ぐらいの子どもたちは、拾った量を競い合いながら遊び感覚で手伝っていました。

村での食事はどれも美味しく、特に私がお気に入りなのは、竹の中に住んでいるキケという芋虫を、茹でて油で揚げた料理です。最初は見た目に少し抵抗感がありますが、味はクリーミーで塩気の強い味付けなので、とてもご飯が進む一品です。

今回は1週間ほどしかありませんでしたが、第二期では3週間になります。第一期よりも自分の学習テーマはもちろんのこと、より多くの村人との距離が近づけたらいいなと思っています。

ステイ先の家の畑