講義「北タイの文化・社会」

2013年08月23日  投稿者:川野ちづる(国際社会学科3年)

私達が訪問したホテルや、各国でのタイの工芸品や民芸品の展示会の際の部屋のトータルコーディネートをしていらっしゃるテムさんに、ホテルの敷地内を歩きながら北タイの文化や歴史についてお話を聞かせていただきました。

まず初めに、お寺に行き北タイのお寺の説明と精霊信仰の話を伺いました。お寺は門をくぐるとオープンスペースになっており、これは暑いタイならではの特徴です。なかでも、北タイの特徴として昔から仏教との繋がりが深いことがあげられます。
出家が出来るのが男性と限られていることやお寺を建設する際の大工や装飾師が男性だったということから男性とお寺は密接な関係でした。その一方で女性はサポート係という位置づけのみであり、そこにお寺でのジェンダーを感じました。
次に、昔の北タイの集落を再現した庭園内を歩きました。1990年代以降バブルが崩壊した後に元々田んぼであった土地を買い取り、再び田んぼや自然、民家など現代風にアレンジして再現していました。その道を歩き、民家に入って生活様式に触れたことによってとても心が落ち着きました。
その後、テム先生にみんなそれぞれ違った民族の民族衣装を着つけていただきました!とっても素敵な衣装にみんな心が躍りました。

庭園内の景色!自然豊かでのどかな雰囲気でした。宿泊客やスタッフは園内を自転車や車で移動していた!

民族衣装を着てテムさんと先生と記念撮影。みんな自信満々の顔です(笑)