NGO訪問 Development Education Program for Daughters and Communities

2012年09月07日  投稿者:藤田 ひかる (国際社会学科3年)

チェンライ県にある農村でのホームスティを終えて、ミャンマ国境の街メーサイにあるDEPDC(娘たちと地域の開発・教育プロジェクト)に訪問してきました。
DEPDCは、人身売買などの強制的な性産業やその他の搾取的な児童労働から子供を守る目的で、1989年に設立されました。

大学卒業後、DEPDCのスタッフとして働いている私たちと年も変わらないハナさん(タイ・イギリス のハーフ)からDEPDC活動の内容を聞き、学校の中を案内してもらいました。

メーサイの近くを流れるメコン川流域地域は少数・山地民が多く社会的に弱い立場にある 女性や子供たちが強制的な労働をさせれてしまいます。DEPDCはそんな子供たちが教育 を受けられるように国籍の有無を問わず様々なプロジェクトを行っています。

Half Day Schoolと呼ばれるプログラムでは、周辺地域やミャンマからやって来る子供たち に無料でノンフォーマ ル教育を提供しています。午前中にタイ語、算数、社会的スキル、 生活スキルを学び、午後はアクティビティや農作業をします。私たちが訪問したときは、校庭 で体育の授業をしていました。

タイだけではないミャンマ、ラオス、中国などメコン川流域の多くの子供たちがDEPDCの プログラムで救われているのだとわかりました。

DEPDCスタッフハナさんと一緒に