タイで迎えた終戦日

2012年08月29日  投稿者:岸川 碧(国際社会学科3年)

終戦日8月15日、私たちは"タイ・ビルマ戦没者慰霊祭"に参加させていただきました。

昭和16年12月に太平洋戦争勃発後、援蒋ルートの破譲及びインド独立を目指す日本軍は、インド独立義勇軍と共にビルマに入り、当時イギリス領であったインド北東部の都市=インパールを占領すべく軍事行動を起こしました。(インパール作戦)

しかし、作戦は困難を極め死者7万人余りを出し、昭和19年7月、この作戦は中止となりました。数多くの日本兵は、更に撤退中に亡くなり、遺骨や遺品などは撤退路に放置されたままとなりました。
チェンマイ県メーワン郡バーンガート
サンカヨーム寺の裏にあった井戸(現在バーンガートウィタヤーコム校の敷地)から多くの遺骨が発見されたということから、平成5年、バーンガートウィタヤーコム校に敷地を借り、その井戸の上に戦病没者追悼の碑が建立されました。

終戦日をタイで迎え、多くの日本人の方たちと一緒に追悼碑の前に立ち、祈りをささげました。

タイ・ビルマ方面戦病没者追悼碑の前で