卒論始動 英語コミュニケーション学科

2022年11月09日
 ゼミ/授業名:有馬ゼミ

~わたしの一箇所~

わたしたちの三年ゼミでは英語で書かれた小説を一人一作選び、それについてまとめます。夏休み中に小説を完読し、各自、印象に残った箇所50か所を英語でタイプしたものを持ってゼミ仲間と再会しました。各自の宝物の英語の原書はすでに付箋だらけ。実りの秋、読書の秋、だんだんに紅葉も見られるようになったこの一日は、そのうち一箇所だけ選ぶとすれば、と題して、発表、シェアを行いました。みんな、ディープでしたね!

この日は最後に、一人ひとりが選んだ小説の英語の原作本を手に、約一年後の完成までの道のりをゼミの仲間と協力して歩んでいこうという、スタート地点に立った記念に写真を撮りました。

【ミニ知識】アダプテーション

作品に感動すると、主人公とほかの登場人物の会話を英語で演じてみたくなるかもしれません。このように作品から受ける感動が、それを映画、ミュージカル等々にしてみたいという創造的欲求を誘うのです。ここに写っている作品のうち四篇が映画化されています。うち一篇は最近、漫画化されたものが出版されました。アダプテーションは原作に忠実なものもあれば、原作にはない部分が加えられたり、原作にはあった部分が省かれたり、さまざまです。ですから、原作とアダプテーションの比較も研究対象になり得ます。

担当教員:有馬 弥子

アメリカの大都会の活気と魅力はどこからくるのでしょうか。たとえばニューヨークには様々なバックグラウンドの全世界各地(中南米、カリブ海諸国、アジア、中近東、ヨーロッパ等々)からの人々が集まり、多種多様な文化があふれています。そこに暮らす人々の生活や心情を生きいきと映し出す英語のストーリーや映画をシェアしませんか、その人たちの友達になる一歩を踏み出してみませんか、ニューヨークの一員になってみませんか。

有馬 弥子