紙芝居を通して平和について考える 英語コミュニケーション学科

2022年10月31日
 ゼミ/授業名:岩佐ゼミ

私が担当しているゼミ「紙芝居を通して平和について考える」には、韓国と中国からの協定留学生5名が9月から加わっています。日本人学生5名と留学生5名の合計10名が、一緒に日本語の平和紙芝居『二度と』(松井エイコ作・童心社刊)という作品を通して、戦争の歴史と平和の為の活動について学んでいます。

10月28日(金)の5限には、2つの言語活動サークルのメンバーとも交流しました。
一つは恵泉平和会芝居研究会KPKA(クプカ)で、もう一つは恵泉英語教育研究会KEES(キーズ)です。ゼミ生たちはこの2つのサークルのメンバーと一緒に11月6日の学園祭に出演したり、12月14日(水)の地域の中学校での平和学習を担当したりするために、学習会に参加しました。自己紹介をしたり、ジャンケンゲームをしたり、紙芝居を読んだりして、交流し、心を一つにしました。
『二度と』は英語版もあるので、ゼミ生はサークルの学生と一緒に日本語と英語の両方で実演の練習を重ねて、世界に向けて平和のメッセージを発信することを目標に、学びを重ねています。
学生サークル恵泉平和紙芝居研究会(KPKAクプカ)や恵泉英語教育研究会(KEESキーズ)の活動内容はこちらからご覧ください。
【開学35周年企画】カリヨンの整備と、新たな「学びの場」の創出を
恵泉平和紙芝居研究会(KPKA)より皆さまへのメッセージ

クプカ&キーズのメンバーとの交流学習会
クプカの10月の紙芝居活動

担当教員:岩佐 玲子

「教育とは何か」「教えるとは、学ぶとはどういうことなのか」「教師の役割は何か」「学校、家庭、地域は子どもたちのために何ができるのか」などを考え、実践するための基盤となる学問が教育学です。人間は教えられたから学ぶわけではなく、教えられなくても自ら学び自分を成長させようとする「自己教育力」を持っています。「自己教育力」を伸ばすには、どんな環境や働きかけが重要かについても研究しています。

岩佐 玲子